2016年11月14日

ディスタントリーディング(速読)と情報学。


ディスタントリーディングとは速読であり、対立概念は、クロースリーディング(精読)である。
というか、ディスタントリーディングは、クロースリーディングの反対概念だから、遠い読書ということかもしれない。
ディスタンスというのは、距離だから、遠い読書というのが、本来の訳語だろう。続きを読む
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2016年11月12日

「君の名は。」のダメさ。

古館伊知郎の番組で、「君の名は。」の監督が出ていた。

泣けたという人がいた中で、酷評する人がいる。娘が観にいき、駄作だというので、私は観ていない。

スタジオ諸氏の感動は理由は、

1. 東京の街並みが美しい。
2. 雨の石畳が美しい。
3. ラッドウィンプスの音楽が素晴らしい。
4. 小野小町の歌。…夢。

結局のところ、この作品で、大部分の観客は、感情移入できない。
それが、この作品の評価が分かれる、最大の理由だろう。

http://matome.naver.jp/odai/2147383215514781101



〈設定〉は〈ドラマ〉ではない。

この作品の主人公の生き方に励まされたという感想がない。
それこそが、〈設定〉を越えた〈ドラマ〉が、この作品に存在しないことの証明だろう。

〈設定〉とは、例えば、雨が降るということ。
ご都合主義の〈設定〉とは、主人公たちを相合傘にするために、雨が降るという〈設定〉にすること。
つまり、雨が降り、主人公たちが相合傘になり、恋が芽生える。それは、〈ご都合主義の設定〉ということである。

〈設定〉が対立を煽ったり、新たな展開を生むなら、〈設定〉は〈ドラマ〉に昇華する。

たとえば、「隣のトトロ」で、雨が降ってきて、カンタ少年が、黙って傘をさつきに差出し、雨の中を走って帰る。
さつきはめいと一緒にカンタ少年の傘で帰る。寡黙な少年の気持ちが伝わってくるシーン。〈ドラマ〉である。



新海監督が、今後、どうなっていくのかは分からない。
優秀なプロデューサーがつき、優秀なシナリオライターを使って、〈ドラマ〉を盛り込んでいくなら、彼の名声は今後も続くに違いない。今回の作品も、さまざまな人の意見を聞き、自分のやりたい事を抑えながら制作したというから、大丈夫だろう。勿論、今回の大成功で、彼が、妙な欲を出さなければの話であるが…。
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2016年11月11日

天皇陛下の生前退位の理由は、健康上の理由(しんどいから)ではない。



有識者が集まって会議をしているが、陛下の気持ちを理解しないので困る。

陛下は、摂政ではダメだ。と言っている。つまり、健康上の理由ではない。自分が楽になればよいというのではない。

陛下が気にしているのは、「自分が危篤や崩御すると、日本社会全体が娯楽などを自粛したり、喪に服することで、日本社会が停滞する」。それを憂慮されているのだ。




ワールドカップ予選の日本vsタイの試合でも、先に亡くなられた国王の喪に服するために、タイの国民たちは応援を自粛するのだという。
喪に服することで、国民の一体感を確認することを、私は必ずしも悪いことだとは思わない。
ただし、そうした事態を発生させる本人としては、「私などにかまわず、普段と同じに過ごしてくれ」と思う気持ちを理解するのだ。

そんなことも分からない有識者たちが、果たして有識者と呼べるのか。
結局は、お偉いさんたちの集まりということでしかないのだろう。



孔子が真っ先に取り組んだのは、喪に服する期間の短縮だったと記憶する。陛下の気持ちは、日本社会にとって、きわめて重要である。

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2016年11月10日

東京デザインウィークに…。

三年前、娘が関係者から無料入場券をもらったので、出かけたことがある。

今回の悲しい出来事は、誰でも危険だと分かる幼稚な出来事。ニュースバラエティーが検証したら、5分も待たずに発火した。

東京工業大学の学生だというが、ありえない。つーか、私が出かけた時にも、似たようなことがあった。

トラックのコンテナのようなブースの中で、3Dプリンターを使用していた。ブース内に揮発した化学物質が蔓延していたのを感じたので、対策をとるべきであるとアドバイスをしたが、反応はなかった。
長い時間、この場所にいたら、体調を崩すに違いない。

今回の事案でも、事前に危険性を感じた人が当事者たちに指摘したというが、無視されたという。
きっと、参加者たちは、デザインにしか興味がないのだろう。



娘に、今回の事件を伝えると(広告代理店の力なのか、イベントの名称がストレートニュースで明かされていない)、「アートとデザインの違いについて、教えてくれたよね」と。

アートとは、「人間や環境の存在を表現するもの」であって、
デザインは、「意味を表現するもの」である。
つまり、「意味の不在」は、アートではない。



今回の木製ジャングルジムとおがくずをハイブリッドした作品が、何を表現していたかかと考えると、恐ろしい。

まさに、デザインを越えたアートである。
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2016年11月07日

あべの辻調理専門学校の料理番組。

麻婆豆腐の回を、娘が丹念に観て、豆腐を下ゆですると、豆腐がシマり、崩れにくくなると、感心していた。

曰く、「料理はレシピではない」。

さて、その話を聞いた妻、「私は、電子レンジでチンする」とか。
ふむ。
さすが…。



本格中華料理人には、電子レンジという選択肢はないのだろう。

そう思うと、フランス料理の回で、ミキサーを使う時、必ず、ミキサーがあれば…。と、ただしているのに気がつく。
本格フランス料理では、ミキサーを使って、下拵えをしてはならぬのだろう。
posted by スポンタ at 04:44| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月26日

再放送が観れなくなるのは、ちと辛い。

元女優の高樹沙耶容疑者が逮捕らしい。自己都合な彼女の逮捕など、私にとってはどうでもよいことなのだが、困るのは、彼女が出ていた「相棒」のシリーズが観れなくなること。

いつから、このような自主規制が始まったのだろうか…。



そういえば、どうしても観たい、昔のドラマがあって、それが観れない理由は…。

というと、どうやら、出演者の中から逮捕者が出たようで…。

「それが答えだ」。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%8C%E7%AD%94%E3%81%88%E3%81%A0!

ジャニーズJrの子が、先生を殴った…。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114627336



今回のことで、業界の自主規制が変わっていくとよいのだが…。
posted by スポンタ at 15:04| 東京 ☀| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月23日

守破離を説く、岡田武史元監督…。

テレビを見ていたら、サッカー日本代表の元監督の岡田武史氏が出ていて、スペインでは、16歳ぐらいまでは、ガチガチに型にはめて、16歳以降は自由にさせるが、日本ではその逆である。私は、彼が守破離を目指すと知ってビックリした。

守破離とは、剣道の標語であり、
最初は、師匠の教えを守り、
それがマスターできたら、師匠の教えを破り、
一人前になったら、師匠から離れる。
のを、理想とする。


だが、戦後のアメリカ的価値観・教育により、こどもは、まず、意欲が削がれないように、つか、こどもの意志を尊重して、「のびのび育てる」というのが一般的になり、高校あたりから、実世界に対応できるような厳格な専門教育をするようになったのかもしれない。

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posted by スポンタ at 07:14| 東京 ☀| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月20日

ノーマン・グランツではなく、ロジャー・コーマンを目指せ。

若い人たちは、明確な目標を持つことが大切だと思っている。
私の人生は、まったく、どうして、たいしたことはないが、人生の時々で、目標の人物を掲げて生きてきたと思う。

でもって、娘には、ノーマン・グランツを目指せと言っていたが、一昨日、ロジャー・コーマンを目指せ。と言った。

スティーブ・ジョブスやビル・ゲイツを目指せと言うよりも、オシャレではないか…。



ノーマン・グランツとは、ジャズのパブロ・レーベルを作った人で、彼の眼力でプレイヤーを選び出し、セッションさせ、高品質なレコードを生み出した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84

ロジャー・コーマンは、知る人ぞ、知るという映画人だが、一般には、B級映画の帝王として知られる。だが、彼は、新人を発掘した。

Wikipediaには以下のようにある。

かつて彼の元で働いていたスタッフやキャリアを始めた俳優から、ジェームズ・キャメロン、ジョン・セイルズ、ジョン・ミリアス、ピーター・ボグダノヴィッチ、ジョナサン・デミ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン、ピーター・フォンダ、ロバート・デニーロ、マーティン・スコセッシ、フランシス・フォード・コッポラ、モンテ・ヘルマン、ゲイリー・カーツ、ロン・ハワード、ガス・ヴァン・サント、スティーヴン・スピルバーグら、ハリウッドでその後活躍した多くの映画監督や俳優が存在する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3




何も教えなければ、建物は大工が作るとこどもは思うだろう。世の中には設計図というものがあり、建築家なる仕事があるなどとは思いもしない。
同様に、映画も監督や俳優がつくるものだと思う。
実際、私は、映画は監督がつくるものだと思っていたが、その後、シナリオライターが書くものだと知り、さらに、プロデューサーがすべてを決定するのだと分かる。

娘の人生は、もはや、親の思いとはまったく関係なく動いていく。
とすれば、この記事は、私のたわごとである。

posted by スポンタ at 07:04| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月07日

映画「ジャッジ」を観た。満点の作品であった。

CATVで録画してあったので、観た。
何の問題もない作品である。喜劇だから、巷間の評判が上がらなかったのか、と思った。
だが、アマゾンの批評を観ると、まったく評価しない人が多いので驚く。


http://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%B8%EF%BC%81/346663/

人間というものは、「分からないもの、知らないもの」に対して、自らの劣等感から高く評価してしまうものである。

したがって、定石・王道を凡庸と見間違がえて、低評価する。


SNSに評価を書きこむような、自己主張をしたい人たちにとって、「謎」なさすぎる分かりやすい映画は…。



「君の名は。」「シンゴジラ」。
SNSの評価や、マスコミの宣伝を信じて行くと、落胆することになる…。
posted by スポンタ at 04:58| 東京 ☀| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月06日

SCOOPを観る。

「昼下がりの情事」のヒロインの父親のセリフに次のようなものがある。
「靴屋だったら、娘のために靴を作り、インドのお金持ちだったら、宝石で着飾らせる。だが、私は探偵だから、彼氏の情報を集めてあげる」

私はというと、演劇や映像の仕事をしてきたから、そのノウハウを娘に教えてきた。したがって、娘にプロの経験はないが、30歳ぐらいの業界人の知識はあるはず…。



でもって、毎月1日は映画が割安だというので、娘が観たいというSCOOPを観に行った。

物語はまったく不可解だった。何故、ヒロイン(二階堂ふみ)と主人公(福山雅治)が恋に落ちるのかが分からない。
メインストーリーが芸能カメラマンなのに、物語は、報道カメラマンの方がすばらしいとでもいうような展開をする。
そもそも、報道カメラマンのほうが、パパラッチカメラマンよりも上等などという指摘は、社会通念とでもいうべきものであり、ドラマのテーマとしては「機能しない」。

ドラマのテーマとして成り立つのは「社会通念の例外」。たとえば、犯罪者の正当性や、成功者の辛さなどである。


とはいえ、福山が二枚目だからいいか…。ま、そんな感じの映画だった。


すると、娘は、サイテー・サイアク。
最近観た、「ゴジラ」「君の名は。」もサイアクだったが、それ以上と豪語する。

ま、そんな感じ。

娘は、私の理論の、原理主義者である。
posted by スポンタ at 07:21| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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