2017年06月11日

上司と一緒に、うんこを踏め。

会社員になった娘に相談を受けた。

娘はまだ研修中なので、当事者ではないが、先輩が「客先の要望」をつたえると、上司が「社内部門の意見」の方を重用する。先輩は板挟みにあっている。
…どうしたらよいのか。
と。



私は、次のように答えた。

先輩を評価するのは、上司。
客先ではない。

上司を評価する権利は、先輩にはない。

とすれば、上司の言動を「間違っている」と不満を言う権利・資格は先輩にはない。



そこで行うべきことは、上司に従って行動して、「失敗体験」を上司と共有すること。

ひょっとすると、上司の意見が正しく、先輩が間違っている可能性もないとはいえない。
一方、お客様が神様だと言っても、お客様が間違っている可能性もゼロとはいえない。



致命的な失敗になるなら別だが、小さな失敗なら、失敗を共有すべき。

致命的な失敗になる可能性があるなら、小さな失敗で済むような事案を作り出すべきだ。



失敗を予想しつつ、失敗した場合のリカバリー策を、用意しておく。

勿論、失敗の原因を「自分のせい」にされないよう、細心の注意を払う。



顧客の重役が激怒するなら取引を失う可能性も高く致命的だが、担当者が不愉快になるぐらいなら小さな失敗といえるだろう。

上司の命令通りに行動し、失敗する。
そして、失敗を共有して、社内で一体感を得る。

この時、「だから、僕の意見を聞いていたらよかったのに…」などとは絶対に言ってはいけない。



これが、上手に仕事をすすめるための第一段階。つまりは、第二段階も、第三段階もある。



そんなことを話した。
posted by スポンタ at 05:38| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月15日

演技の上手い下手を、吉永小百合氏で解説する。

娘の友人がドラマの現場を見学して、俳優の芝居が下手だったのに、驚いたという。

ということで、娘の友人にメールを送った。



現場で、「芝居が下手だった」との感想。これ、貴重な経験です。

つまり、オンエアでは、編集でカットするなどして、芝居の瑕を目立たなくするのですが、リハーサルでは、そのダメさが如実に分かってしまう。
というか、俳優の問題なのか、セリフの問題なのか、演出の問題なのか。原因を突き止めるべきです。

さて、芝居の上手い下手の見極め方を、お教えしましょう。

気持ちとセリフと動作が「よーいどん(同時に始まらない)」のが、よい演技です。
何故なら、気持ちがセリフになったり、セリフから気持ちが沸き起こったりするのが自然。同時にスタートすることはありえないのです。

一方、朗読は、神様のような立場ですので、気持ちとセリフがヨーイドンになっていても、不自然には感じません。




「感情を入れること」が、芝居を良くするなどというのは間違いです。若いころは、そんなことはなかったのですが、吉永小百合さんの最近の芝居は、感情を込めるあまり、ヨーイドンになっていて、気持ち悪い演技になっています。


彼女は、広島関連で、朗読をやっていて、その影響で、演技がダメになってしまったのかもしれない…。



一言で言うと、「気持ち・セリフ・動作のアイソレーションが重要」ってこと。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月23日

企画書なんて書かなくていい。

君は、自分の意見を言ってくれれば…。



4月から従業員100人程度のベンチャー企業で働き始めた娘が、重役面談で、
「今年中に、企画書を書けるようになりたい」と言った言葉に対する返答である。

こんな言葉を吐く重役も凄いが、それ以上に、そんな言葉を投げかけられるポジションに就職できた娘の幸運に感謝する。

続きを読む
posted by スポンタ at 07:20| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月13日

親の言葉のすべては「刷り込み」になる。

ということで、注意が必要である。

つまりは、親が「あなたは、こういう人」なんて決めつけようものなら、こどもは、それがトラウマになって、そういう人になってしまう。

自動車教習で、新人ドライバーは、見ている方向に車が向かってしまう。そういうことが起きるのである。



戦時中に、東条英機が、「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」という戦陣訓を発して、玉砕を生んだと批判されているが、同様に、純潔教育などすべきではない。



私が子育てで心掛けたのは、「親は嘘をつく」とこどもに教えることで、「刷り込み」を抑止することだった。




娘が高校生になって、「ファルセット(裏声)はダメだ」と、私が娘に刷り込んだとのクレームを歌の先生と娘から受けた。

私は「逃げのファルセットがダメ」と言ったのであって、「攻めのファルセット」を否定していない。
スイスのヨーデルなど、ファルセットの文化もある。
だが、私がファルセットを否定したばかりに、娘はファルセットが苦手になってしまったよう。



親に刷り込まれたことを、払しょくするのは、なかなか難しい。

50歳をはるかに超えた私の年代になっても、
posted by スポンタ at 08:19| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月09日

娘の就職ライフ。

娘が就活で苦戦していた時に、自分で見つけてきた就職先に通って、一週間が経つ。

週なかばには名刺を渡されたが、娘も就職したか・・・。と、私は感慨にふける。就学前から、写真を取り込んだ娘の名刺をいろいろと作ってきたがお役御免である。
続きを読む
posted by スポンタ at 07:15| 東京 🌁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

サバイバル英語

先日、娘はパリ弾丸卒業一人旅に行ってきた。

フランス語は、ボンジュールと、メルシーぐらいしか喋れないのに、食堂で、食べたかった料理(ムール貝の酒蒸し)を注文するし、スーパーマーケットで、レジを通さないで商品を持ち出したのではないかと、警備員に疑われても、堂々と交渉し、疑いを晴らしたのだという。

かつての友人は、パリではフランス語が通じないと相手にされないから不満を述べていたが、私の印象は違っていた。
サバイバルのための英語だったら、問題ない。東アジアのほかの国と比べると、我が国に対する信頼は絶大で、合計でも2週間も滞在していないが、嫌な思いはしていない。
続きを読む
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月30日

多様性を結びつけるコミュニケーションをほめられた娘。

娘のゼミの「追い出しパーティー」のビデオを観た。

教授のコメントは、聞き取りにくかったが、「多様な人材を結びつけるコミュ二ケーションをした」と、賞賛されたのだという。

娘は偶有的な出会いに恵まれていて、なかなか知り合いになれない人たちと友人になっている。
彼らとの難しいコミュニケーションをなんとか繋いで、彼らをゼミに紹介する。彼らも教授のすばらしさを納得し、同じゼミで2年を過ごした。
続きを読む
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月29日

娘、Hi8をDVDに落とす。

大学進学前の見学会で、キャンパスの図書館に付属するメディアセンターで、ビデオ編集室があるのを知り、入学したら、幼い頃のビデオをDVDに落とせといっておいたが・・・。

結局、卒業式の前にぎりぎりに作業を開始して、卒業式がすんだ今も、まだ作業をやっている。

単位を落として、卒業式後に補習授業。そんな感じでもある。いやはやなんともな娘である・・・・。
続きを読む
posted by スポンタ at 06:57| 東京 ☁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月26日

娘の就職先。

昨年は、マスコミ系の就職活動に明け暮れた。
テレビ局のインターンで期待できる成績を収めたり、広告代理店のインターンにも参加したり、勝算はあったのだが、期待できる結果にはならなかった。
厳しい状況に追い込まれた頃、卒業論文に関連したベンチャー企業を探した娘はエントリーすると、なんとか内定を頂戴できた。
昨年の夏を過ぎた頃である。続きを読む
posted by スポンタ at 08:14| 東京 ☔| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月10日

「あなたは、読んでいますか?」

と他人を責める人がいるが、それは、「読んでいる・読んでない」という問いで、自らの優越性を確保する所作であって、卑しい行為である。

あるべきは、「読んでいる」なら、その要約や価値を、「分かりやすく伝える」ことである。


つまり、「精読の時代は終わった」のであり、そもそも筆者の代弁者に甘んじることに価値はない。

これからは、さまざまな「要約」を総合し、自らの価値を求める時代である。


続きを読む
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月09日

娘の卒業旅行。

ニューヨークの友達のところに20日程行くという話が「ドタキャン」のような形でなくなった。
時間のある学生時代が終わってしまう。こんな自由な時間は、引退するまでないのだから、と、パリへの旅行を薦めた。続きを読む
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月19日

ドゥルーズの「シネマ」はファックである。(-_-;)

ジル・ドゥルーズの「シネマ」を読んでいる。
自らが大御所になった年代になした著作であり、思いついたことを、深く考察もせず、自分の論理に当てはめて書きなぐっている印象である。


分かりやすい部分で批判すると、溝口健二監督の伴奏音楽は、彼のオリジナルではなく、浄瑠璃のやり方の引用である。
なのに、ドゥルーズは、そのやり方が、溝口・個人の技法であるとして、論考する。

「コンテンツではなく、フレームを語りたい」ドゥルーズにとって、文化人類学的な考察は目の敵だからといって、そのような考察をしないでよいのだろうか。続きを読む
posted by スポンタ at 07:23| 東京 🌁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月15日

最近、常用するマキシム…。

娘との間で、常用するマキシム(至言)は次のようである。続きを読む
posted by スポンタ at 07:23| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月12日

優しい国、日本。

小沢征爾氏のNHKボイコット事件、その理由は、NHKの楽団員が若手指揮者を「生意気」と思ったとか、「寝坊」の遅刻が原因とか言われている。だが、芸術家の演奏家たちが、そんな理由でボイコットするとは、どうしても考えられないでいた。

しかし、問題は、小沢氏のタイム感のなさである。
結局のところ、彼の音楽的な将来を抹殺することを良しとしなかった、NHK交響楽団の人たちが、「生意気」とか「寝坊」とかをボイコットの理由とする噂を流通させたに違いない。

そして、音楽の分からない一流有名人・文化人たちが、その尻馬に乗った…。
続きを読む
posted by スポンタ at 08:40| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月15日

娘の卒論終了。

ビリー・ワイルダー監督「昼下がりの情事」。
オードリー・ヘップバーン演じる音大生の父親のセリフ。
「私が靴屋だったら、娘に靴を作ってあげる。インドの貴族だったら、宝石の沢山ついたドレスで着飾ってあげる…」
というのがある。
映画では、父親は恋愛専門の探偵なので、彼氏の素行を娘のために調べ上げた。

私は、靴を作る技量はないし、高価なドレスを買ってあげられる財力もない。

…ということで、この1年。娘の卒論に協力してきた。
続きを読む
posted by スポンタ at 07:18| 東京 ☁| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

ネタを持っているかどうか・・・・。

娘はもうすぐ卒業するが、ベンチャー系の会社に就職する。
なんでも、採用者は技術職を除くと娘一人である。

同級生たちの多くは、大企業に内定し、啓発系の研修などを受けている。
娘は、そういうことが一切ないが、心配することは一切ないと、アドバイスしている。
続きを読む
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月31日

私の2016年。

今年は、娘が大学4年で、就職活動と卒論。
父親の私としては、最後のご奉公とばかりに、アドバイスとバックアップにつめた。



娘は娘の人生であり、父親の価値観を押しつけてはならぬと思ってはいたが、何を語るかについては、自分の知っている分野しかないから、結果として、娘には、私の価値観が植え付けられてしまったのかもしれない。

娘は、「家族は洗脳装置である」と達観しているし、私も、「クリティカルシンキング(批判的に考えよ)」と言い続けている。

まぁ、それでよい。というか、それしかない。



私は若い頃、いろいろな野望があったが、「撃つべき弾」がなかった。
娘には、「撃つべき弾」が用意できた。

というか、娘の経験とヒラメキを、私がまとめることで、世の中にインパクトを与えることができるような「弾」が生まれた。つまりは、父と娘の共同作業の結果である。



内容は、娘が世の中に出すことだから、ここには書かないが、日本には、当事者の都合によって、隠されていること、一般化されていないことが多々ある。

はてさて、どうなりますか・・・。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月11日

日本だけに四季がある。

そう、習った記憶がある。しかし、そんなことはない。ヨーロッパにも、アメリカにも、アフリカにも、四季がある。
私は外国に長期滞在したことはないが、映画を観ても四季があるのが日本だけでないことは明らかである。

ならば、それを誰かが明確に否定しなければならない。



指摘すべきなのは、俳句は季語が条件であり、日本では、季節が芸術に深く関わってることである。

日本の芸術が表現する目標は、「無常」である。

青山教授いわく、ギリシア以来の芸術が表現を目指すのは、「世界の本質」である。アリストテレスのミーメーシス芸術論では、芸術は自然の模倣であり、過去の芸術作品の模倣であるとする。



さらに詳しく言うと、自然は完璧ではなく、それを補完するのが芸術であると…。現実では、ハンサムボーイのキムタクがでべそだったりする。自然は完璧ではない。



世界の本質を「無常」と読みとった日本文化。
一方の西洋は、「存在」と「認識」に分断され、混乱している。

父を殺し、母と交わるような人間の愚かさを、神話で描かざるをえなかった文化は邪悪である。

一方の日本の神話は…。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月04日

言葉の重要性。

車の左側の下部を傷つけた、初心者マークの娘の発言。
私は、「わたし、大回りしてしまうんで…」。

この発言で、私は理解した。
「もっと大回り」していれば、前輪と後輪の間に傷がつくことはなかった。

こういう言葉が実は、誤解の起点だったりする。



たとえば、音楽で、「ほかの人の音を聴いて」。
愚直に、ほかの人の音を聴くと、聴いた分だけ、遅れるのである。

野球で、「よくボールを見て」。
だが、ボールを見たら、ボールは打てない。
打つためには、ボールの軌道を予測しなければ…。



生真面目な人ほど、墓穴を掘る。

そんなことがあってはならぬはずなんだが…。
posted by スポンタ at 08:22| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

ディスタントリーディング(速読)と情報学。


ディスタントリーディングとは速読であり、対立概念は、クロースリーディング(精読)である。
というか、ディスタントリーディングは、クロースリーディングの反対概念だから、遠い読書ということかもしれない。
ディスタンスというのは、距離だから、遠い読書というのが、本来の訳語だろう。続きを読む
posted by スポンタ at 06:32| 東京 ☀| Comment(0) | スポンタと娘…。 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0