2014年02月05日

上原ひろみさんの演奏を形式批評してみる。

世の中には、主観批評があふれていて、「こともの」の価値を専門家以外が知ることは少ない。
そして、専門家たちも、利害関係に繋がれていて、「客観的で妥当性のある評価」を公にすることはできない。
結果、一般消費者は、すばらしい「こともの」に出会うことができないので、その「ジャンルそのもの」に魅力がないと判断し、マーケットが縮小し、そのジャンルは衰退する。


私は、その典型が「日本のジャズ」だと考えている。
高校生の頃、ナケナシのお小遣いをはたいて「スイングジャーナル誌」を買ってはみたものの、広告ばかりで「何を聴けばいいのか」皆目分からなかった。そんな雑誌が作るベストテンに妥当性があるはずもなく、同誌は、すでに廃刊になっている。

そして、50歳になろうかなるまいかという頃、ようやく「ジャズとは何か」を知るために重要な「ジャズの評価基準」について、考えがまとまった。つまりは、グルーヴについて、そして、ハーモニー感についてである。
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2014年02月03日

歌唱法の評価基準…。

グースハウスさんに偉そうなことを書いたので、参考のために、私の「歌唱法」についての評価基準を提示しておく。

この評価基準を満たしているのは、美空ひばりさんや、ちあきなおみさんなど、ごくわずかである。
もちろん、これは理想だから、この理想を求めるならば、たとえ不完全であろうとも価値のある芸術作品のはず。

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2014年01月09日

明治〜平成の音楽教育が積み残したもの。(周波数的&パルス的残像現象)

近代医学は、男性に対して最適化された療法であり、女性に対しては最適ではないので、是正しなければならないのだという。
比ゆ的にいえば、大学で「牛の獣医の勉強」をしたので、そのやり方で「イヌ・ネコ」に治療するというようなことか…。

類推的(アナロジー)すると、
西洋音楽は、西洋人のために構築された文化である。したがって、西洋人の感覚は日本人の感覚とは異なるということ。

そこで問題になるのは、以下…。

周波数的残像現象とパルス的残像現象の多少において、西洋人と日本人の差がある。

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2013年09月03日

アメリカン・ポップ・アート展。

娘の友人が、デザインに興味があるというので、世紀末以降の現代美術の流れを理解しなければならぬ。とアドバイスした。

すると、彼女の母親も同意して、昨日は、アメリカン・ポップ・アート展に行ったという。

http://www.tbs.co.jp/american-pop-art2013/

しかし、古典派の終盤から、後期印象派以降のアートシーンを構造的に理解しないと、アメリカン・ポップ・アートは理解できない。
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2013年08月20日

やり方を教える前に…。

やり方を教える前に、まず、評価基準を教えるべきである。
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2013年07月25日

私の演劇論。

演劇や演技について考えてきたが、最近になって、ニューアカデミズムの影響を受けて、私なりの考えがまとまった。
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2013年05月01日

民族的によって異なる音楽のタイム感。

ジャズサックス奏者の菊地成孔氏の研究と、スポンタの日本人に関する研究を加えると、「音楽作品における時間感覚」は次のように乖離している。

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2013年02月27日

カメラ芸人のアメトークを見て…。

重厚で、大きなレンズのカメラを誇るような人達が沢山出ていた。

「自分の影を使った写真」を「ありふれた手法」とけなす芸人などを見ていた。

そして、絞り値と被写界震度の関係をつべこべと話していた。

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2013年02月13日

ジョンケージの4分22秒とスリムクラブ。

三楽章からなり、すべての楽章が休符のみというのが、この曲の構成だが、誤解が多いし、なおかつ、ジョンケージも西洋音楽の本質を見誤っていた。と、私は指摘したい。

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2012年12月14日

「カタがなれれば、カタナシだぁ」

先日、無くなられた18代中村勘三郎氏が、印象的な語られていた、無着成恭氏の言葉である。

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2012年11月29日

音楽も科学。黒人のグルーブ。

さて、菊地成孔氏の本をチェーンリーディングしている。

菊地氏は、バッハ以降の音楽がモダニズム(近代化)の系譜である。と語っていて、それが1990年代に終了したと提唱する。

モダニズムを語る彼が、それは「すでに終わっている」とするのは、自説を価値の無いものとして、自重/謙遜する意図が大いにあるが、私は、音楽とは、まさにそういう状況にあって、モダニズムが終焉しているというフェイズは、「これから音楽以外にも展開する」と、アナロジー(類推)している。


つまり、脱原発とラップ&ノイズ系の音楽の登場は、同時代的な営みである。…と。

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2012年08月30日

大西順子さんの引退。

ヤフーニュースを見ていたら、ジャズピアニストの大西順子さんが引退とある。

http://natalie.mu/music/news/75492

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2012年05月26日

タイム感について…。

ポピュラー音楽で一番重要なのは、グルーブ・ノリである。

そして、そのノリは、メンバーが共有しているタイム・ビートに対して、行なわれるのであって、メンバーの協奏的な関係によって起きるのではない。

そのことを、ポールマッカートニーの公開レコーディング風景は教えてくれる。
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2012年05月16日

リズム感とタイム感。

タイム感について、牛田くんに宛てて書いたが、これは、西洋音楽をやっているすべての人が知っていてよいことだと思う。

2ちゃんねるには、「本よりも、ここの方が最先端の議論をしている」との感想が書かれていたが、まさにそうだと思う。

さらにいえば、

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2012年05月15日

牛田智大くんへ。「タイム感だよ」。

君がこのブログを読んだり、君の近くの人が、君にアドバイスをしてくれると信じて書いている。

君の演奏を「糸の切れた凧」という表現をしたけど、もう少し、正確にアドバイスしておくべきだと思った。

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2012年04月01日

牛田智大君へのアドバイス(その2)。

この間の私の記事を2ちゃんねるで話題にする人がいる。こんな無名の私が書いたテキストでも、君の目に触れるかもしれない。また、君のファンや将来的にファンになる人たちにも、音楽の構造を知って欲しくて、アドバイス(その2)として、書いて見る。

そうそう。私の記事を読んで、君のテンポルバートが気になってしまう。という人がいたけど、これは君にとって、大きな問題だと思うな。
そんなことを言うのは、私の高校の先輩が「芸大のピアノ科に行ってはじめてやったのは、テンポキープの練習で驚いた」っていうこと。その先輩は高校時代に賞を取るような人で、いまは大学の先生なんだけど…。それってどういうことなんだろうか。ちょっと考えてみて欲しいな。

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posted by スポンタ at 16:41| 東京 ☀| Comment(2) | 芸術論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月05日

「佐渡裕氏は、三流の指揮者である」。

とカラヤン先生なら、語っただろう。

というのは、ベルリンフィルハーモニーの指揮者だったカラヤン先生は次のような言葉を残しているからである。

指揮者が興奮して、演奏者が興奮するのが三流。
指揮者が冷静で、演奏者が興奮するのが二流。
指揮者も演奏者も冷静で、観客が興奮するのが一流。


私は、 民放2局のドキュメンタリー番組を見て、NHK-BSで、ドキュメンタリーと、本番の演奏を見た。さらにベルリンフィルのドキュメンタリーも見てしまった。

そして、子どもの頃からの夢の舞台に立った、佐渡裕氏の感動的な様子を知り、吹奏楽コンクールで苦杯を呑んだ人間として、というよりも、単純な彼のファンとして、感動した。

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2010年12月29日

出版企画書:「若き表現者への教科書」の書き出し…。(その2)


私が書く「若き表現者への教科書」など読みたくも無い。知りたくも無いだろうが、人の子の親だったら、読んでおく必要がある。誠に偉そうな言い方になって恐縮だが、私はそう言いきりたい。

何故なら、小学校の教室で先生の問いに元気に手を挙げるすべての子は、「表現者になりたい」という心根を持っている可能性が大だから…。
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posted by スポンタ at 07:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 芸術論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月27日

出版企画書:「若き表現者への教科書」の書き出し…。(その1)

表現者をめざす若い人たちに問います。

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2010年12月23日

水嶋ヒロ君に読んで欲しい本…。

「若き表現者への教科書」という本を水嶋ヒロ君に読んで欲しい。



私は「娘が表現者になって欲しい」と考えて、子育てをしてきた。そのことを湯川鶴章氏に言うと、ボクもそうだよ。と、頷かれたのを憶えている。

グーグルのSNSサービスOrkutで知り合ってオランダ人女性(チェリッサ)。
彼女が日本に旅行したときに我家に招いて話をした。彼女は、「親が子に特定の職業を強制すること」には、「やってはいけないこと」だと言ったが、娘が「何かを表現する仕事について欲しい」という私の言葉には同意した。

【チェリッサのブログ】
http://charissa75.livejournal.com/2010/01/01/

小学校高学年だった娘は、当時カメラマンになりたいと言っていたので、そのことを話すと、英語では、カメラマンとは映画の撮影監督のことを言うと教えてくれた。
スベン・ニクビストやビットリオ・ストラーロ、ネストール・アルメンドロスなどの有名な撮影監督の名前を出して、理解しあったのを憶えている。因みに、カメラマンとは英語ではフォトグラファーである。

結婚して平凡な家庭を営む。そんな人生であっても、表現者であることはできる。そんな大雑把な目標が心地よい。

そして、表現者とは何か…。と、ずっと考えてきた。

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posted by スポンタ at 08:04| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 芸術論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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