2017年05月24日

ひさしぶりに小説を書いてみる。

ブログを書いていても、何も起きないので、ひさしぶりに小説を書いてみる。

掲載先は、こちら…。

https://kakuyomu.jp/contests/novel0_contest



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2017年05月19日

許容されるフェイクニュース。

フランスの大統領選挙に関する情報操作の話。

ある候補者の陣営が、「移民が不法行為・暴動を起こした」とのニュースを流した。だが、その後、そのような事実はなかったことが判明した。

私が観たテレビ番組では、視聴者のコメントとして、フェイクニュースだが、許容するとの発言を紹介していた。

つまり、「事実はなかったのかもしれないが、ニュースをつくった人の意見に賛同する。だから、問題はない」ということのようだ。


ここにおいて、「事実と真実」の関係が理解できる。続きを読む
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2017年05月11日

もうじき平成時代が終わる。

今上天皇が、上皇になるとはそういうことである。



その時、平成時代とは何だったのか。を、マスコミが取り合げるに違いない。
その時、平成とは何だったのかを、語るキャラクターに私はなりたいと思う。

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2017年05月08日

司馬遼太郎が捻じ曲げた歴史。

TBSが凝りもせず、徳川埋蔵金の特番をやっていた
そこで私が驚いたのは、明治維新の黒幕は英国であると、いまでしょの林修氏に言わせたことである。



明治初年に、明治政府の首脳が全員、ヨーロッパ、英国に及んだことを思えば、明治政府は英国の傀儡政権である。

つまりは、幕末の志士や明治の元勲は、アルカイダに同じである。



そのことを日本の大衆から隠蔽するために、司馬遼太郎は、「竜馬がゆく」を書き、「坂の上の雲」を書いたのである。

東郷平八郎の日本海海戦の勝利にしたって、英国海軍の観戦将校の手柄とみるのが妥当。官僚的な日本人の軍隊組織で、実弾練習を思いのまま行うなどありえない。

坂本龍馬は、長崎の商人・グラバーの手先であって、彼に注目が集まるのは、司馬史観以降である。
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2017年05月01日

「カルテット」のどこが上質なドラマなの?


オリコンのグループ会社・oricon ME発行のエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する質の高いドラマを表彰する「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」。第7回目となる17年1月期は、先読み不能なストーリー、実力派キャストによる巧みな会話劇が視聴者のツボをつかんだ、TBS系火曜10時の『カルテット』が「作品賞」をはじめ、「脚本賞」、「主演女優賞」、「助演男優賞」、「新人賞」と7部門中、5部門を独占する結果となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170428-00000362-oriconbiz-ent


…なんて、記事が、Yahoo Newsに載っているものだから、困ってしまう。続きを読む
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2017年04月24日

いくつかの至言。

「企画書なんて書かなくてよい」というのは、至言である。

そんなこんなで、いくつかの至言があるよね。なんて、話をした。
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2017年04月05日

新入社員諸君

というサントリーのウイスキーの新聞広告があった。昔は、山口瞳氏だったが、今は、伊集院静氏だという。

記憶にあるのは、「今、君が会社について思っていること(改善提案?)は、今、口にするのではなく、20年たってから言え」というような内容だった。

今、ウェブで、伊集院氏の言葉たちを読んでいると、なんとも人生論めいていて、気恥ずかしい。

http://bookreader.blog.so-net.ne.jp/2015-04-01-1



さて、テレビ番組の情報系メディアのベンチャーに就職した娘が、昼休みに電話をかけてきた。

私は、山口瞳氏のような諦観な言葉を言うつもりもないし、伊集院氏のような人生論を言うのも、気恥ずかしい。

私は「希望するセクションに配属されるかどうか分からない」という娘に、次のように言った。



すでにあるセクションに配属されても、使いっぱしりになるだけ。そんなの楽しくない。あるべきは、自分で新しいセクションを作って主導権を握り、そこで我が儘に振る舞えるようにすること。

会社で、我が儘に振る舞うとは、「予算も、時間も、自分の思い通りに使うこと」だが、それを可能にするのは、「利益を生む仕事」していること。とすれば、マネタイズをメインに、新規事業を立ち上げるしかない。

さらにいうと、「やらされる仕事」を無くすには、「自分が好きな仕事」で自分のスケジュールを埋めてしまう他ない。それが利益を生むのなら、社内の誰も、文句はいえない。

それこそが、社畜にならないための、唯一の方策である。




娘の就職した会社は、社員に独立を薦めるような気風があるようであり、社員の社畜化を求めていないようである。

つか、娘がマスコミ大手に内定をもらえなかった理由は、社畜的な素養に欠けていたのだと思う。


牧場を見て、牧歌的などと長閑な気持ちになれるのは、不見識というもの。そこにあるのは、動物たちの安定した奴隷状態でしかない。
言うなれば、海に出る前の「泳げ、たい焼き君」である。
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2017年03月23日

娘の卒業式。

今日23日は、娘の大学の卒業式だった。

大学の卒業式に両親が行くのは、珍しいのかもしれない。
というか、私は、車両部、兼、撮影部で参加した感じ。

とはいえ、広いキャンパスだったからか、成人式の時よりも、ゆったりと、若い人たちの喜ぶ姿を見て、わたしも、晴れやかな気分になれた。
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2017年03月15日

電子辞書よりも、ポメラ。

ということである。

ポメラとは、テキストが打ち込める機械であり、辞書機能も持っている。

http://www.kingjim.co.jp/pomera/dm100/
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posted by スポンタ at 14:48| 東京 ☁| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月17日

ジル・ドゥルーズ「シネマ」批判。

学者は、固有の利害関係者である。そのことを見誤ると、真実を見誤る。
言い換えると、学者の学究の目標は、最終的には「この世界の真理の解明」だが、そこにたどり着く課程で、卑近な目標を立てるのである。
 
たとえば、フロイトの心理学だが、彼は、心理という「主観的」なものを「客観的」にとらえるために、「潜在意識」に挑んでいったのである。
しかし、潜在意識さえも、主観的であるとして、ユングは、集合的無意識を提唱した。

その延長線上にあるのがレヴィ・ストロースの神話である。無意識とは潜在意識と同意であり、民族の記憶こそ神話である。

そのような学者たちの底には、「個の主観を追求していけば、存在が証明できる」というドイツ観念論があった。
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2016年11月30日

父親がこどもに伝えているか…。

結局のところ、社会人になった私は、父親や母親から、ほとんどアドバイスを受けていない。

離れて暮らしているから、仕方のないことかもしれないが、アドバイスがあれば、少しは違った人生かもしれないと思っている。



ギョーカイに進む娘の友人たちのために、私なりのアドバイスをテキストにして限定公開した。

もし、本当にやりたい企画があるなら、企画会議で出してはダメ。と、書いたら、娘の友人は大いに納得してくれたという。

その理由は、企画会議で発案すると、誰かが反論する。
しかし、企画会議に出されければ、反論はない。

だから、企画会議を通さないことが、企画を実現する近道なのだ。



私は、失敗談として、それを経験したが、娘の友人が、成功談として語れることを祈っている。





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2016年11月19日

宮崎駿氏の勘違いと、「君の名は。」。

NHKのドキュメンタリーで、宮崎氏は、「映画はストーリーで好きになるんじゃない。ワンショット観た瞬間に、これはすばらしいって思う。それが映画だ」と告白する。

つまりは、長く見続けないと分からないシナリオではなく、一瞬で魅力が分かる画の力である。と。
だが、これは間違いである。




シナリオの巧拙が、アニメーション作品に決定的な事項であることは間違いない。

ただし、宮崎氏の一瞬にして、素晴らしさが分からないとダメ。ということでは、シナリオではなく、構成感ということになる。

つまり、作品で一番重要なことは、「構成感」である。



映像作品で構成というと、シナリオの構成と考えるかもしれないが、それはConstructionである。
だが、構成には、もうひとつCompositionがある。

つまり、縦軸のConpositionと、横軸(時間軸)のConstructionという、ふたつの構成感が重要なのである。




番組中、宮崎氏は、毛虫のアニメーションに取り組んでいたが、毛虫という気味が悪い物を、可愛いと感じる。そういうコントラスト・コンポジションがあってこそ、観客は魅力を感じるのであって、これが、「可愛い子猫」が「可愛い動きをする」のでは、コントラスト・コンポジションはなく、素晴らしい作品にはならない。

宮崎氏のような発言が、画さえ良ければいいんだと、アニメーターに思わせ、新海誠氏のような監督を生むことになる。

そんなことを感じている。
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2016年09月24日

映画の劣化がすごい。

「君の名は」「シンゴジラ」。
両方とも、上映後の観客の素直な反応と、マスコミに流通・流布されている感想が異なっている。

この状態が続けば、テレビを誰も観なくなるばかりか、映画も誰も観なくなるに違いない。
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2016年08月21日

追悼・中村紘子氏…。(死者に鞭を打つ私)

今朝の「題名のない音楽会」を観ていたら、先ほど亡くなられたピアニスト・中村紘子氏の追悼番組をやっていた。
番組冒頭のナレーションでは、「世界レベルに日本の音楽を引き上げた」と紹介された。だが、どうだろう。


番組では、中村氏の生前の演奏が紹介されていたが、タイム感・ハーモニー感のない演奏であった。タイム感のない演奏は、日本風味であって、西洋音楽の最上のものではない。タイム感とは、身体の中にメトロノームを持つことである。
そのような視点で、「若者たちを指導することが、日本の音楽レベルを低迷させる原因である」と、彼女はまったく理解しないまま、この世を去った。


彼女が評価した若い才能として、牛田智大君があげられるが、彼のテンポルバートな演奏は、「糸の切れた凧」のようであり、グロテスクである。



日本が生んだ世界的なピアニスト、内田光子さんと比べてみるとよいだろう…。



ハーモニー感も、彼女の演奏からまったく感じられない。これは、日本趣味・異国趣味であって、西洋音楽の本道ではない。

たとえば、リストの愛の夢 第三番は変イ長調である。これは、この曲が、変イ、つまり、Aフラットの音で終わる。Aフラットの和音が基調であることを示している。つまり、そのことを表現するような演奏でなければならない。ペダルを踏む、踏まないではなく、和音が継続していることを感じさせる演奏をすべき。

日本の民謡を題材にしたオーケストラ曲などを聴くと、私はいたたまれなくなる。その理由は、日本の民謡には、和音という概念がないので、オーケストラ曲にはならないからだろう。



小沢征爾・中村紘子…。
桐朋学園の子供のための音楽教室ほど、日本の西洋音楽を歪めたものはない。関係諸氏からの反論を待っている…。
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2016年08月13日

ドラマの混迷。

日本テレビの「家を売る女」を観た。

びっくりしたのは、主人公が自分の設定をセリフで言い放つことだ。

私は、まるで企画書を読んでいるような気持になった。

本来は、主人公のセリフや行動から、主人公の出自や過去の出来事を鑑賞者がイメージしていくのが、鑑賞の実際のはず。

テレビ界の混迷はどうなっているのか。
というか、制作者側が、そうなってしまったら、鑑賞者側になすすべはなく、彼らは、何がよいか、まったく分からなくなる。

メジャーのドラマメイカーが、そういう可笑しなことを始めてしまったら、他のドラマメーカーは、良質な観客を育てることから、始めなければならない。



わが妻は、「北の国から」なんて。と、吐き捨てるように言うが、そのように言い切れる人は少ない。

そういえば、先輩の奥さんは、吉永小百合なんて。と、彼女の演技をみそくそにけなしたというが、そういうことは稀である。










posted by スポンタ at 06:02| 東京 ☁| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月15日

【テキストの書き方】をまとめておく。

【テキストの書き方】

1.全体と部分。

テキストに限らず、人間が創作する場合、最も重要なことは、「全体と部分」のバランスである。
つまり、20字、200字、400字、1200字、400字詰め原稿用紙50枚、100枚などによって、構成法は異なる。
語彙は変えなければならない。
また、読む人のレベルを想定して書く。基本的には、「専門知識を持たない)頭のよい中学3年生」が理解できるように書く。


2.セマンテック・ズーム。→ 文章を書く前に、「主題をメモする」。

テキストとは、基本的に〈言い換え〉である。
したがって、どんなに大量なテキストであっても、主題文、または数行の要約に変換できる。
主題文の言い換えであることを、著者は意識すべきである。


3.構成 → 文章を書く前に、「粗構成をメモする」。「キーワード」をメモする。

ソナタ形式。

主題提示部〜本文:帰納or演繹or推論or具体例。
類証、傍証、検証、反証。
結論、まとめ。


4. 抽象のレベルを変える。

テキストが言い換えなら、テキストの進行感は、言い換えの「抽象レベルの変化」によって生まれる。
その不即不離な感じが、文章の流れをつくる。

基本的に、「断定」して、少し言い過ぎたなと反省しながら、「解説・詳説」していくパターンが、テンポを生みやすい。
逆にいえば、ひとつづつ推論を重ねていくのは、論文としての体裁は取れているかもしれないが、まどろっこしい。


5. 破断的に話を展開するのが、効果的である。

冒頭に、マキシム(至言・格言)やセリフ、具体例を持って来ると、突如として「世界観」が生まれ、ダイナミックな展開が期待できる。逆にいえば、書き出しで手こずると修正は難しい。


留意点:
・事実〜感想。
・断定〜説明・詳説。
・推論〜結論。
・理論〜具体例。

・状態ではなく、動作で表現。
・過去を、現在形で表現したい。(動作ではなく、状態・普遍)
・主語の省略を効果的に。
・体言止めも効果的に。
・代動詞(○○する)は避ける。
・インパクトの強い単語を使う。
・強調、否定、自嘲は、効果的に。
・似たような単語を近い場所に使わない。
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2016年07月14日

鳥越俊太郎氏、立候補。

ジャーナリストは、「反体制」に胸を張った人たちであり、権力の見張り番と矜持(ほこり)を持つ彼らだが、誰に依頼されて、どうのような思想信条を持つかについては、明らかにしない。

その理由は、イデオロギー洗脳に陥っているから。これは、青春から始まっているものであり、エリート大学の卒業生であることが、彼らの自己肯定感の源泉だから、それを疑い出したら、自我崩壊に陥るのかもしれない。

筑紫哲也氏が、阪神大震災をヘリコプターから視察した時、「まるで温泉場のようですね」と、煙の背後で何百という人たちが死傷していることをイメージしない発言があったが、ジャーナリストは、何かに洗脳された人たちであって…。



ウェブの時代になり、左翼よりも保守・右翼が頭の良い人たちのポジションだと指摘する人がいるが、そのような意味で、鳥越氏は旧タイプではないのか。

なんだから分からないが、「アベはダメ」と声高に主張する単純な精神である。



鳥越氏とは、インターネット市民新聞に関連して、数回メールのやり取りをしたことがある。わるい人じゃないが、どうなんだろう…。
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2016年07月12日

石田純一氏の立候補したいって…。

ラジオを聴いていたら、友人のタレントが、彼は読書家だから、俳優よりも、政治家のほうが向いているかもしれない…。と、発言していた。

しかし、本で読んだことを実行するだけで、政治家として成立するはずもないだろう。

単純というか、直情というか…。



さて、彼は、「不倫は文化である…」との発言で有名だが、純潔教育・不倫批判・一穴主義は、日清日露戦争の頃、「徴兵された時に、妻が浮気する」と心配するなら、徴兵拒否につながりかねないため、巷間、純潔思想を広めたのであって、日本古来の文化ではない。

石田純一氏は、レヴィ・ストロース的な文化人類学の本を読んだことがないのかもしれぬ。
男女の関係、夫婦の関係は多様であり、不倫などという一言で批判できるようなものではない。

彼のような単純・直情な人は、テレビ的であり、魅力的でもあるが、政治的な手腕があるのかどうか…。

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2016年06月03日

アマゾンの書評欄に書き込んだ。

http://www.amazon.co.jp/%E7%9F%A5%E3%81%AE%E5%AD%A6%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E2%80%95%E9%9B%A3%E9%96%A2%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E5%95%8F%E9%A1%8C%E3%81%AE%E8%A7%A3%E6%9E%90-%E6%9D%BE%E6%9C%AC-%E6%88%90%E4%BA%8C/dp/4876478317

最難関私学の慶應義塾が、現代国語を試験科目として採用していない理由は、英語の試験で「語学力・論理的構成力は測れる」との理由があるようだが、そのことは、現代国語の試験で図られる国語力が「高度化しすぎている」ことの反映でもあろう。

そのような現状を憂えて、著者は、「国語(言語)研究者が、何を日々考えているのか」を誠実に記そうとしている。著者が「学者たちの言説」を書かなければならなかったのは、おおよそ文系の学者たちが念頭においている「言語学・記号論・構造論などの研究」が、小学校から始まる伝統的な国語教育とは不連続であり、表象論など高校までの学習内容を否定しかねないものさえあるから。
著者は、大学受験の参考書であることを言い訳にして、(国語の専門家ではない)高校生にも分かることを目指して、先端の研究成果から、きわめて大胆に、最重要事項を要約し、提示する。
つまり、著者は「衒学的」とは正反対の立場であって、その切れ味をこそ、楽しむべきなのが、この本である。

「大学に合格すること」だけを目標に、この本を読むのなら、この本は見当違いになるであろう。しかし、文系学問の大枠を知るためには、本著は恰好の題材となる。つまり、元高校教諭である著者は、大学入試をゴールではなく、学問のスタートとして捉えている。
禁じ手ともいえる、A社とB社の模範解答の添削をおこなっているところなど、著者の勇気はたたえられてこそあれ、批判されるべきではない。
posted by スポンタ at 08:16| 東京 ☀| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月30日

カール・ポパーの哲学。

さて、高校の部活の顧問が描いた現代文の研究本を読んでいる。

アメリカの哲学のパースは、論理の展開には、次の三つがあるといったそうな。

・帰納(現象→法則)
・演繹(法則→実践)
・アブダクション(仮説推論) 
※ 仮説は、証明・実証なのに、推論ってところが気になる。


仮説推論とは、Wikipediaによると以下。

庭の芝が濡れていた。
そこで、昨夜雨が降った。夜露。誰がが水まきをした。
という仮説を立てた。そこから推論をする。


娘に教授すると、納得するとともに、ゼミの友達とも共有したとか。
しかし、部活顧問の本には、アブダクションではなく、「仮説演繹」とある。

仮説証明と仮説推論、
ではなく、仮説演繹?

ということで、仮説演繹を提唱したカール・ホッパーのWikipediaを閲覧してみる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%91%E3%83%BC続きを読む
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