2008年06月15日

マイクロソフトが行なうべき「ネット規制の対案」

オープンソースということで、民間の智を結集したと言われるリナックスOS。民間の智が結集したことがマスコミで喧伝される。だが、トーマス・フリードマンの「フラット化する世界」には、リナックスはIBMの資金提供により、組織的に開発されたことが明確に書かれている。
ITに詳しい人なら誰でも知っている事実。情報技術者ならば、Operation Systemなる複雑な構造物が烏合の衆に拵えるられる筈はない。

私が提唱している「ネット規制の対案」も、同様だと考えている。2ちゃんねるが、主宰の西村氏の開き直りともとれる法的対応によって成立しているのと同じように、「フォークソノミーサイト」も、巨大資本のスポンサーを必要とする。そして、そのスポンサーになるべきは、マイクロソフトである。


ITの覇者は、IBM→マイクロソフト→Googleと進んできた。

ならば、Googleの次の時代の技術を誕生させるには、翳りのさしたマイクロソフトによる資金提供によって、民間の智を結集させて行うことが現実的である。

ソフト開発の現場で劣勢に立った、IBMがマイクロソフトに対抗するために、アパッチの開発にIBMが協力・資金提供したのだ。IBMは成果物で利益を得ることはできないが、マイクロソフトに打撃を与えることは、総合的な企業利益には通じる。ハード志向でやってきたIBMにとって、コンシューマーパソコンのソフトの分野の一社独裁に一矢を投じることは意味があった…。


フォークソノミー・サイトでは、圧倒的な情報量で、ネット上の知識をサマライズさせ、リンクさせる。情報量で圧倒することで初めて、情報は質的な勘案にすすむことができる。そのためには、巨大資本が必要なのだ。

そして、そうした圧倒的な情報量があってはじめて、情報の相対的提示が実現し、日本的な多神教的多元論的な情報提示を、世界に発信することができる。



たとえばアメリカ。ここもアメリカなる宗教である。
たとえばイラク。ここもイラクなる宗教である。
そして、日本。ここも日本なる宗教である。
それらが交わりのない島宇宙にすぎないことを、インターネットは提示しなければならない。


いまは、言語&翻訳の問題で、複数の島宇宙は交わらぬまま、混乱もない。だが、セマンテックウェブ(意味的電網)によって、言語の壁が取り払われたとき、それぞれの島宇宙の対立&摩擦が顕在化する。
そのとき、島宇宙と島宇宙の個別の対立を解消するには、大宇宙の中で島宇宙の矮小さをそれぞれに思い知らせること。それしかない。
厳しい未来が待っている…。
posted by sponta at 17:38| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | ウェブメソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
グーグルとヤフーが提携したという。マイクロソフトの動きが注目される…。なんとしても、一度、ビル・ゲイツにプレゼンテーションしたいものだ。
Posted by at 2008年06月13日 22:40
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