2008年03月15日

ウェブメソードの真髄。ルール&モラルはコミュニティーを細分化することしか機能しない。

アグネス・チャン氏が日本ユニセフを縦に、「児童ポルノをなくそうキャンペーン」を本格化しているようだ。

2ちゃんねるのテンプレートによると以下。
・児童ポルノに反対する「なくそう!子どもポルノ」キャンペーンのネット署名受け付けが3月11日始まった。児童ポルノの単純所持の違法化や、アニメや漫画、ゲームなどで児童を性的に描いたものも「準児童ポルノ」として違法化するよう政府・国会に求めていく。キャンペーンにはマイクロソフトとヤフーが企業として賛同した。

同日、東京・永田町の衆院第2議員会館で開いた記者会見で、アグネス・チャンさんは「子どもへの性的虐待は犯罪。ポルノを持ってもだめ、漫画を買って読んでもいけないと訴えていくべき」と話した。森山真弓元法相は「自民党の小委員会では単純所持は禁止の方向で一致しており、今後具体的に進めていく」とした。

キャンペーンは、ユニセフに国内協力する民間団体・日本ユニセフ協会の大使を務めるアグネス・チャンさんや同協会の東郷良尚副会長、ヤフーの別所直哉最高コンプライアンス責任者ら25人が呼びかけ人として参加。「子どもポルノ問題に関する緊急要望書」への署名を呼びかけ、同協会が取りまとめる。

緊急要望書では、現行法で違法化されている写真・動画以外にも、漫画やアニメなど「子どもの性を商品として取引するもの」を「子どもポルノ」と定義。インターネットや携帯電話の普及で子どもポルノを取り巻く環境が激変しており、「IT大国・コンテンツ大国である日本国内の現状が放置されているため、日本だけではなく世界の子供達も性的虐待の被害にさらされている」と指摘する。

その上で現行法で処罰対象となるか否かを問わず「子どもに対する性的虐待を性目的で描写した写真、動画、漫画、アニメーションなどを製造、譲渡、貸与、広告宣伝する行為に反対する」とした。

具体的には(1)現行法が禁じていない単純所持も違法化・処罰の対象に、(2)被写体が実在するか否かを問わず、児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したものを「準児童ポルノ」として違法化──するよう、現行法の改正を含めて政府・国会に要望する。


2ちゃんねるには、次のような書き込みも、

日本ユニセフ等がやろうとしてるのは「世界標準」でもなんでもありません

G8の1999年ないし2000年の強姦(件/10万人)
カナダ  78.08件   単純所持禁止   二次元禁止
アメリカ. 32.05件  単純所持禁止   二次元禁止(ただし違憲で無効)
イギリス 16.23件   14歳未満:単純所持禁止
フランス 14.36件   15歳未満:単純所持禁止
ドイツ.    9.12件 14歳未満:単純所持禁止
ロシア...  4.78件  
イタリア  4.05件   14歳未満:単純所持禁止
日本.    1.78件  18歳未満:描写・内容に関係なく単純所持禁止(予定)




問題は、他者を外的に制御しようという目論みは妥当性がないと、問題を複雑化/隠蔽化するだけで、問題の解決にはならないこと。そして、ルール&モラルが強制されると、純化されたコミュニティーの外部に、より泥沼化したコミュニティーが誕生すること。

ウェブは無限の地平であり、ガバナンスや法治という概念は成立しない。(ウェブメソード)


その意味で、今回、ヤフーやマイクロソフトが賛同を表明したことは、彼らがスモールコミュニティーを相手にすることを明言したわけで、彼らの弱体化は今後さらに進むことになる。



あたらめて指摘するが、個のモラルとして、「児童ポルノに身を染めないこと」の妥当性はある。だが、他者にその基準を強制するとして、どこまでが健全で、どこからが邪悪なのか線引きは難しい。明確な線引きが事実上不可能ならば、他者の外的制御は不可能であり、ならば、残念ながら、他者自身の内的制御に期待する他ないのである。

妥当性のない外的制御が、役所などの腐敗を発生させた。それは、禁酒法時代のシカゴでマフィアが跋扈したのと、同様である。
リアルな存在である人間を考慮しない法律は、害悪である。

タレントがそのような感情的・感傷的に振舞うのは仕方ないにしても、それを世界的な組織や、政府、大企業が追随するならば、嘆かざるをえないし、そのような純粋律(トートロジー)に振り回されるかれら組織人の自律性を私は問いたい。

トートロジー(純粋律)に価値などない。それを振り回す者は暗愚である。
posted by スポンタ at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ウェブメソード | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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