2008年02月21日

私的・ブログ論。



個人ブログを崩壊させる11の事柄というのが評判らしい。

http://www.johnchow.com/10-ways-to-turn-your-website-into-a-flop/

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20080216/1203166312

私はほとんどを納得しない。勿論、問題はブログで収益を上げることを前提に…。つぅ問題。

根本的なことをいえば、ブログは広報ツールであって、広告ツールではない。広報は副次的な効果を求めるものであって、直接の売り上げ増を求めてはいけない。
インターネットはプルのメディアだから、ブログの記事が純粋に宣伝であるならば、それは広告としての価値を持たない。そもそも広告とは潜在見込み顧客に対して行なうものである。広告を目当てにやってくる客は、すでに客ではない。つまり、広告とは新規顧客開拓が目標であり、CRM(既存顧客保持)は第二目標でしかないからだ。

ブログが広告であることはありえないし、ブログが広報であるなら、ブログではない。PR系ブログとは論理矛盾であり、自己PRブログはまだしも、他者PRブログは広告と同じである。

なによりも重要なことは、

発信者のアイデンティティーを明確にしなければ発信してはならぬ。そして、切実なものしか発信してはならぬ。それがブログの掟であり、そうでなければ炎上は必至である。




個人ブログを崩壊させる11の事柄】

1 アクセス数に過大な幻想を持つ。
2 ニュースソース、言及先の裏を取らない
3 他人のパクリをやらない・やる
4 記事誤認があっても放置する
5 微妙なネタを扱うときも、偏ったニュースソースで判断して書く
6 自分の意見が絶対正しいと思う
7 悪意を持ったコメントに付き合って消耗する
8 自分のエントリに問題があって、袋叩きにされても謝らない
9 論争で揉めた相手の個人情報を晒したり、法廷等の実力行使に持って行く
10 アクセスアップの手段を選ばない
11 見てる人がいるんだという基本的なことを忘れる




「個人ブログを崩壊させない方法」に関する私の感想。

1 アクセス数に過大な幻想を持つな。
Yes.But....
…確かにアクセス数を過大評価することは虚しい。とはいえ、同じ、数十・数百というアクセス数であっても、それが毎日同じ人が見ている・読んでいるのでないことは理解すべき。全部のエントリーを読んでいなくても、存在を知ってくれているだけでも価値があるし、たとえ相手が読んでいなくても、過去のエントリーでの言及を伝えることによって、こちらが生半可な意図で言論していないことを証明することができる。


2 ニュースソース、言及先の裏を取れ。
No. Not necessary
…個のリソースには限界があるのだから、引用先・参照元を提示すればいい。 情報が自分の記事で完結するなどと思ってはいけない。エントリーは、コミュニケーションのキッカケでしかない。


3 他人のパクリをやらない・やる。
Nonsense
…パクリであることが分かるパクリをやるべきである。パクリが分からないパクリは、パクリではなく、盗用である。


4 記事誤認があったら放置するな。
Yes.but....
…放置したうえで、修正する。修正の中から貴重なコミュニケーションが生まれ、閲覧者との間でオーソライズが得られる。


5 微妙なネタを扱うとき、偏ったニュースソースで判断して書くな。
No...
…微妙なネタは扱わない。というか、ブロガーにとって「切実な話題」しか扱ってはならぬ。上村愛子の炎上は、彼女にとって重要でもないボクサーの話題を扱ったからだ。乙武氏も天皇制を語るためにメディアで発言権を得ているのではない。


6 自分の意見が絶対正しいと思うな。
Yes.But...
…自分の意見が絶対に正しいと思ってエントリーを書いていい。ただし、違う立場の人間がいることを認めさえすればいい。つまり、ステークホルダー(個の利害関係)やルサンチマン(個の怨念)を捨てることなどできないのだから、それを明確にすればいいだけのことだ。
ラーメン屋のオヤジが、自分の店のラーメンを日本一・世界一と思うことがいけない。などというのは間違っている。


7 悪意を持ったコメントに付き合って消耗するな。
Yes or No....
…相手に悪意があるかどうかは分からない。単なる主観の違いなのだ。
私は、体罰主義者として2ちゃんねるその他でバッシングされたが、相手には悪意はない。相手が主張していたのは、その人なりの正義である。私は体罰反省主義者であるが、体罰完全否定者ではない。さまざまな意見があっていいし、自分が攻撃されたからといって、それが悪意によくものだと考えるのは傲慢である。
相手なりの正義。世の中は、そういう正義と正義の戦い。スターウォーズのように悪者が黒い衣装を纏っていてはくれない。


8 自分のエントリに問題があって、袋叩きにされたら謝まれ。
Yes or No....
…袋叩きにされたと思わないことが第一。沢山の人達が反応してくれていて、彼らと自分の意見が違っている。そう思えばいい。
批判者に対して礼儀は失するべきでないが、自らの過去を無批判に否定する謝罪は発信者としての価値を失うことになる。袋叩き時において、突然沈黙することも同じ効果を生む。


9 論争で揉めた相手の個人情報を晒したり、法廷等の実力行使に持って行くな。
Yes.Absolutely...
…あくまでもインターネット上のバーチャルだということを理解すれば、そんな馬鹿なことにはならぬ。


10 アクセスアップの手段を選ばない。
Yes.Absolutely....
…当然、批判の対象になる。


11 見てる人がいるんだという基本的なことを忘れる
Yes.Absolutely....
…けろやんが感心しているように、私もそう思う。


posted by スポンタ at 07:42| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 集合的コミュニケーション論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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