2008年02月15日

中学生にメディアを体験させたい。

さて、中一の娘が「ラジオ番組をつくろう!」というエフエム世田谷の体験イベントに参加した。私が娘に何をしようと思っているかといえば、ジャニー喜多川よろしく、「ユー、出ちゃいなよ」「ユー、やっちゃいなよ」である。娘は、番組を持つことがどんなに素晴らしく楽しいことかを知らぬから、父親の行動を静観している。

私が娘に行なうことは、メディアを体験させることである。単にコンテンツを作ることではなく、メディアを経験すること。それが、多メディアの時代の21世紀に暮らす全ての人にとって必須な体験であることを、私は確信してやまない。


匿名に関連して、池田信夫先生のブログに次のように書いた。

実名でいい場所と、実名だと居づらい場所がある。そういうことです。
大学の教室ならば実名。電車の中は匿名。喫茶店の中も店員は実名だが、お客は匿名。それぞれのコミュニティーの特性を絡めなければ、実名・匿名を論じてもあまり意味はありません。

いま、ネットで起きている混乱は、電車の中で出席を取ることだったり、大学の教室を匿名にすることだったり、そういうことです。大学の教室で匿名の議論になった場合、実力のない教授は負ける。だから、実名を強いる。逆に、電車の中で出席をとられれば寛げない。目の前に自分の会社の上司がいれば座ることもできない。ネット者は教室、電車を移動していく。そういうイメージです。


そのような言論を紡いだのは、テレビ・ラジオ・舞台・イベント・パッケージコンテンツ・インターネットTV・インターネットジャーナリスム・ブログなど、考えうるほとんどのメディアを経験してきたからである。
さまざまなメディアを通じて、自分のパフォーマンスがどうなるか。どう受け取られるか。それこそがメディアを知ること。
断じて、「番組をつくること」で、完結などしない。そして、メディアが介在する・しないに関わらず、コミュニケーションとはコミュニティーを成立させるもの。そのことをイメージしなければならない。



私がつくろうとしている番組は、リスナーのお便り(インターネットのメイル)に応えるDJ番組である。
中学生がパーソナリティーをつとめ、リスナーの中学生たちと交流をする。これにより、メディアについて理解を深めていくことができれば画期的なことだ。
インターネットでは野放図になるが、そこにメディアが介在することによって、もうひとつの行動規範が生まれる。そのようにしなければならぬ。そこで、私が中学生たちに求めるのは、「言論の多様性の許容」と「公序良俗の限界を踏み外さないこと」である。
地域エフエム番組によって、そのような規範・文化が生まれるならば、それは新しい思潮を作ることに繋がる。

番組のタイトルは、”Low Teen Internet DJ”を仮題とする。
リスナーのハンドリングは微妙だし、パーソナリティーの中学生のハンドリングも難しいが、そういう作業によって、若い人達にとっての多メディア空間が見えてくるのかもしれない。
幸なことに、エフエム世田谷は、スポンサーさえ見つけてくれば番組は成立すると言っている。私はメディアを熟知しているから、放送法や局編成に反する番組をつくるはずもない。ならば、スポンサーさえ見つけてくれば企画は成立するはず。

これから企画書を持って、世田谷区内の企業を回ってみる。営業の成果は今後、差し支えの無い範囲で紹介していこうと思っている。

まずは、オフィスで犬を飼っているという、あの会社に営業に行ってみることにしよう。
エフエム世田谷の隣のビル。私に、「ユー。やっちゃいなよ」と勇気付けてくれる人はいないが、それもよしとしよう。
posted by スポンタ at 08:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 集合的コミュニケーション論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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