2007年11月24日

統計多重化とNGNが、放送と通信の融合だったりする。



統計多重化効果

http://www.soi.wide.ad.jp/class/20040021/slides/06/14.html

そして、NGN:New Generation Network

http://ja.wikipedia.org/wiki/Next_Generation_Network



統計多重化とは何かといえば、放送において、周波数帯域の共同使用をすすすめることで、効率的な運用をしようということ。一方、新世代ネットワークは何かといえば、通信において、あらかじめ通信回線を押さえておくことで、トラフィックの信頼性を高めようということ。
ならば、統計多重化技術はパケット送信にも似て放送の通信化的企みであり、NGNは放送における周波数帯独占にも似た放送的な企みである。

衛星回線は根本的にブロードキャストであり、インターネットは根本的にマルチキャストである。
ブロードキャストとは不特定多数であり、マルチキャストとは特定複数である。
そのようなブロードキャストとマルチキャストの概念の奥行きが理解できていなければ、放送と通信の融合について、話の端緒もつけることはできぬ。

*

たとえば、電通総研の元社長氏が、e-プラットフォームと称して、インターネットの中にさまざまなメディアが乗っかる時代が来ることを語っている。もちろん、それは送り回線としてはそうだろうが、戻り回線のことを一切捨象している。
電通さんとしては、送り回線に広告を載せることで利益は得られるが、戻り回線では利益は乗らない。戻り回線で重要なのは、課金回線だけであり、そこでコンテンツなど扱おうものなら、クレームの山ができるので、対処・想定したくないのである。

*

だが、送り回線と平行して、戻り回線の重要度が増すのは当然の流れである。

先に指摘しているように、恐怖政治というのは、送り回線(ディストリビューション)だけで行なわれるのではない。戻り回線を麻痺させることによって完結する。
送り回線の専有が、ゲッペルス的なプロパガンダであり、戻り回線の麻痺・消滅がゲシュタポによる巷のコミュニケーションへの介入である。



さて、送り回線・戻り回線。つまりはインタラクティブということだろうが、それらがコミュニケーションという概念のもとに紡がれていることは、私のブログの読者ならばできるだろう。
コミュニケーションという捉え方をするならば、回線の確保は重要な問題である。

だから、今回の私の指摘のように、伝達経路が無駄に確保されていれば統計多重方式で有効活用を図り、トラフィックの不備・安定性を欠くならば常に確保するべくNGNという施策がなされる。

*

だが、コミュニケーションという考え方をやめてしまえばすべての問題は解決する。
コミュニティーという考え方をすればいい。



すでに、コミュニケーションという概念は西欧的であり、コミュニティーという概念は日本的である。と述べている。

それはITやウェブの概念において画期的なことであり、その概念をわれわれ日本人は明確に意識することにより、ITの世界を席巻することが可能であることを私は論述したい。

1年前はコミュニケーション論&コミュニティー論を紡いでいたが、今年の夏頃から線分的コミュニケーション論と集合的コミュニティー論へと変化した。
そこに、9月からの私はSI会社に就職することによって、放送と通信、SIという具体例研究領野が加えられた。

文化的な観点から見た、SI、通信、放送についてこれから記述していこうと思う。
その根幹にあるのは、線分論と集合論であり、それは西欧論と日本論である。

論述といっても、アフォリズム的随想になるのかもしれぬが、お付き合いいただければ幸である。
posted by スポンタ at 09:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | アルゴリズムの時代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

集合論 の情報を最新ブログで検索してみると…
Excerpt: 集合論に関する情報を最新ブログやユーチューブ、通販商品から検索してマッシュアップしてみました。
Weblog: マッシュアップサーチラボ
Tracked: 2007-11-27 17:21
ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0