2021年01月11日

「ズームバック×オチアイ」落合陽一さんの不見識。

Wikipediaによると「ズームバック×オチアイ」は以下。

概要

生活が一変したコロナ禍の混迷。未来が見えない今、過去の考察を手がかりに、混迷の先の「半歩先の未来」を提示する。 番組の顔は、教育者や研究者など様々な顔を持つ、落合陽一。 過去をヒントに見えてくる未来とは?[1]

私が見たのは,以下。


新春SP 「2021 大回復(グレートリカバリー)への道」

新春緊急企画!ズームバック×オチアイ特別編。番組編集長・落合陽一が、コロナ禍に揺れた2020年を抜け、2021年「大回復=グレートリカバリー」へと歩むヒントを探る。 ワクチンの歴史が伝える光と影。そして戦争やリーマンショックなど、危機の翌年におきた“回復の兆し”からヒントを探す「危機1年後」の教え。さらに大注目"哲学界のロックスター"マルクス・ガブリエルと初対談。コロナ禍の半歩先を大胆予想する59分![7]

落合陽一氏は以下。


生誕 1987年9月16日(33歳)
東京都港区六本木
国籍 日本の旗 日本
出身校 筑波大学情報学群情報メディア創成学類
東京大学大学院学際情報学府 博士課程修了(早期修了)
両親 落合信彦(父)

日本のメディアアーティスト、研究者 [1]、大学教員 [1]、実業家、学位は博士(学際情報学)。他にも写真家 [2]、随筆家[3]、オンラインサロン主宰者[4]、ビデオブロガー[5]などの顔を持つ。


公共放送は、令和時代のオピニオンリーダーとして、落合氏を仕立て、新時代を切り開きたいのだと思う。

彼がキャスティングされた理由は、彼の父親は(スーパードライのコマーシャルに起用されたことに象徴される、次代を切り開く)パワフルなジャーナリスト・小説家であり、彼の息子なら、何かをやってくれると思ったに違いない。

さて、父親のWikipediaには次のような批判があった。

批判

これらの自著に記されている武勇伝に対し、奥菜秀次は著書『落合信彦 最後の真実』(鹿砦社、1999)で、誇張や脚色・盗用、あるいは完全な作り話であると述べている。奥菜によれば、次の通りである。
ブルース・リーに空手を教授した裏付けも存在しなければ、ロバート・ケネディやジョン・F・ケネディと対面した記録もない。自著に記されている発見した油田も架空の名前である。

落合の著作中、「(渡米後)ジョン・F・ケネディの大統領就任演説を聞いた」という記述があるが、ケネディの大統領就任は1961年1月であり、落合の渡米は1961年8月である。

KGB長官に会うため、長官室に行くには幾多にも複雑に曲がりくねった廊下と階段を経る必要があったと記しているが、実際の長官室はビルのロビーから真っ直ぐ進んだ場所にあった。

デーブ・スペクターは週刊文春での対談連載(「東京裁判」)を担当してた頃、落合を指名し、直接疑問を問い質した。(アサヒビール・スーパードライのコマーシャルで落合を目にし、余りにもよく目にするので、「これ誰?」と知人に聞いた事を切っ掛けに、落合に関心を持ったと言う。)インタビューは行われたが、落合が「彼(デーブ・スペクター)は、日本を食い物にする人物」と言って、最終的にインタビューの掲載を拒否し、ボツになった。しかし、そのゲラが月刊誌に流出。デーブは週刊新潮のインタビューで、「落合さんの本に“取材では相手を怒らせろ”と書いてあったから、そのとおりにしたら本当に怒ってボツにされちゃった。でも、具体的に何に対して怒ったのかはまったく覚えていないけどね」と語っている[9]。

一方テリー伊藤は同じ記事で、落合信彦を批判することは、「プロレスに対して『八百長だ!』などと怒っているのと同じ」であると反論している[9]。


ま、父親はデマゴーグ(扇動家)なのだろう。小説家なのだから私はヨシとしたい。シーエムで有名になったなら、そもそも電通の駒なのだし・・・。



私の主旨は以下。

NHKは、

・落合陽一氏の専門は、情報学(筑波大学・東大大学院)。メディアアーティストであり、起業家でもあるので、社会をイノベーション・エンタープライズすの洞察力が期待できる。

だが、日本の「情報学」の致命的な欠陥を、NHKは認識しない。それは、

・「すべての情報を否定しない」が、ビックデータの時代の矜持(専門家の基本的な態度)

であるべきなのに、

落合陽一氏は(アカデミズムの)伝統的な態度に終始している。だから、(NHKの番組にキャスティングされたが)

・落合氏は、「浅い」。または「間違っている」。




簡単にいうと、

小学校でいうなら、
「みんなの意見を大切にする」と言っている小学校のクラス担任が、悪童の意見を無視して、学級委員の意見をクラスの意見にするようなもの。リアルな学級では「匿名は不可能」だが、ウェブなら可能。

「情報学が専門」と豪語するアカデミスト(社会的な発言権を得る人たち)は、「ウェブ言論の大勢が、「自分の意見と同じ」なら同意する
が、自分と違う意見なら、

・ポピュリズム(大衆誘導の結果)
・陰謀論(真実ではない。噂の域を出ない)

と否定する卑怯者なことを忘れてはならない。


「情報のフェイズ(様相・局面)」を比喩的に、アナロジー(類推する)なら、以下。

・勝った人たちの論理 = 歴史。教科書の記述、マスコミの報道

・負けた人達の行動 = 多数者なら横暴する & 少数者なら陰謀する(勝った人たちによるラベリング)

・負けた人たちの成果物 = 稗史。小説、フィクション。



歴史学者タレント・磯田道史氏は、

・今回のパンデミックで、「パラダイムシフトが起きる」

と指摘・期待するが、その中身は、

・(利益追求社会ではなく)こころの時代への回帰。

・一期一会(フィジカルコミュニケーションの価値増大)

でしかない。

残念ながら、歴史家・磯田氏の興味は、精神史であって、社会のイノベーションではない。


一方の落合陽一氏は番組で、

・自然と対峙せず、共存せよ。

・男が上でも女が下でもなく、みんなで上へ。

・フィジカルの喜びを取り戻せ。

・民芸 × 革命。

・新しい啓蒙が世界をアップデートする。

・大切なのは倫理と文化。

・世界は良い方向に向かっていくと信じること

と指摘する。

私の論理と重なる部分も多いが、本質的な定義をしていないので、「革新的」には感じないから、茫洋として、イノベーションを期待できない。


私の指摘は、

・今回のパンデミックで、世界の人達は「弥生的な考え」「モダニズム」を払拭・克服すべき。

ということ。上記を理解するには、以下の定義・理解が必要。

×・弥生文化 = 他者支配・自然支配

○・縄文文化 = 自給自足・自然との共存


×・モダニズム = 主観論・西洋文明第一主義

○・ポストモダン = 客観論・文化相対主義


笑止だが、

落合陽一氏は、今回のコロナ禍で、

・「エビデンスや論理的な帰結」に、大衆が従わなかった

と世の中を概観し、

・民主主義も科学も機能しない

と結論した。


だが、私が感じる真相は、

・「エビデンスや論理的な帰結」は、〈一個人の主観・仮説に過ぎない〉ことを大衆は知っているから、従わなかった

のである。


アメリカの理論物理学者(ディスカバリーチャンネルのコメンター)・ミチオ・カク(日系三世)によれば、


・この世界で認識されているのはわずか4パーセントに過ぎない

と看破する。つまりは、

・ダークマターがこの世界の96%を占めている

映画「スターウォーズ」で言われるフォースも、念力なる神秘ではなく、ダークマターに直結する概念である。と。

(不可知論)


落合氏は浅慮である。彼はメディアアーティストを名乗るが、「メディアなるもの」の考察も浅いのだろう。つか、

・情報とはコンテンツの移動

とするなら、

・メディアとは、「情報の価値」を「情報の属性」に依存させ、拡大・詐称させるシステム。

結果、「政府発表が正しく、ウェブ情報は胡散臭い」という社会規範が形成される。

だが、3.11で政府が「メルトダウン(原子力発電所の危機的状況)は起きていない」と発表したにも関わらず、数年後、「メルトダウンは起きていた」と訂正したこと同様、「政府発表」は大衆誘導のツールでしかない。真実を反映しない。


父・落合信彦氏は、エンターテイナーだったからよかったが、公共放送の息子・陽一氏のとりあげ方には、大きな疑問を持つ。

これこそ、

公共放送が「大衆誘導のツール」であることの証明・反映である。




posted by sponta at 06:43| 東京 ☀| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0