2020年03月31日

「愛の讃歌」ピアフの歌詞・岩谷時子の歌詞。

シャンソンの名曲「愛の讃歌」。

あなたの燃える手で、私を抱きしめて。
ただ二人だけで、生きていたいの。
(岩谷版)

対して、オリジナルのエディット・ピアフの歌詞は、
あなたのためなら、犯罪もしよう。
という激烈な歌詞である。


「別れのサンバ」で知られる歌手の長谷川きよし氏は、エディット・ピアフのオリジナル版を大切にして、コンサートのエンディングでは必ず歌うとか。

苛烈な人生を過ごしたピアフの激情が、「愛の讃歌」にも反映している。と、長谷川氏は、もちろん、大概の人はそう思っているかもしれぬが、そうではないだろう。

数学者の岡潔氏は、日本人と西洋人の違いを以下に指摘している。

・西洋人:感情
・日本人:真情(自分の心・相手の心・自然の心)

つまり、西洋芸術の起源が、ギリシャの神々の「恩憎」なのに対して、日本の芸術は「無常(もののあわれ)」を表現してきた。

わかりやすく言うと、

西洋は「(個人の主観)感情の対立」が芸術の命題。

一方の日本は、「失われた時」が芸術の命題であり、「失われた感情」が情趣を生む。


それが分かってしまえば、激情家のピアフ。というのではなく、フランス人気質。

ま、そんなところ。


さて、駅前の自転車置き場を使っていたら、ご婦人が、「外国の方が、ちゃんとロックをしないんですよね」と不満を漏らす。
これなども、「日本人との心根の違い」。

当該外国の方は、(自分の感情しかないから)「ズルして済むならラッキー」と、寸借詐欺のようなことを恥じない。

一方、日本人は、(相手の心、自然の心も考慮するから)「お天道様はお見通し」とばかりに、「誰も見ていなくても、ズルしない」。

この心根の違いが、無人野菜スタンドが問題なく機能したり、自動販売機が荒らされることが少ない原因である。
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