2020年01月25日

青学・原晋監督のリアリズム。

連覇が途切れていたが、一度の敗北を経て、復活優勝した。

原監督曰く、

・学生たちに「覚悟」を求めた。

今年の4年生は「ダメダメ世代」とのことで、

・結果が出ない。
・練習しない。
・私生活が乱れている。
・規律を守らない。

それが、飲酒問題で数人が退部した後、4年生たちは覚悟を決め、夏休み以降結束したのだとか。

「覚悟」とは何か−−−。

私が思うに、「(よいこの振る舞いとしての)決心」ではない。

こころのどこかに、自裁・自決を想定するのが「覚悟」ではないか。

ラグビー日本代表が「ワンチーム」にまとまったのは、「地獄の合宿を乗り越えた」からであって、青山学院駅伝部も、「4年生全員で辞めようか」と悩んだあげく、数人が退部した後、本物の「覚悟」が生まれたのだろう。
「ダメダメ」だったのは、

・怪我をしたから練習できない。
・練習できないから、結果が出ない。
・結果が出ないから、精神的に落ち込む。
・落ち込んでいるから、私生活が乱れる。
・私生活が乱れているから、規律が守れない。

ということであって、その状況を許したのは、彼ら(4年生たち)の忖度・優しさに他ならない。

「何人かを退部した・退部させた」した後、残った4年生たちに「覚悟」が生まれる。「残ったものの責任」として、意地でもやり抜く−−−。


ジェイミー・ジョセフ監督は、

・練習で怪我人が出ること

を覚悟していたとか。これがなかなか出来ない。


ボンパーヘッド・中沢選手が、読売ヴェルディーの練習に参加した時、削った(相手の負傷もおそれないディフェンス)をしたことでことで、キング・カズから文句を言われたとか。
しかし、練習が練習であってはならぬ。

元旦・天皇杯を優勝したJリーグ・神戸。

ドイツから帰った酒井高徳選手は、「生ぬるい練習」に、「これではダメ」と意識改革を試み、チームを変えたという。

・いつも「本気」
・怪我をするリスクを背負う。

でないと、トップを争うチームにはならない。


演出家・蜷川幸雄は、アングラ演劇から商業演劇に移った時、「喉を痛めてはならぬ」と、「本行(ほんい)き」で稽古をしない役者たちに、

・本番で声が出なくても構わない。本番と同じ演技をせよ。

と俳優たちを叱りつけた。

・稽古(練習)で出来なければ、本番ではできぬ。

つか、「予定調和な本番」が出来上がるだけ。

演劇では「それなり」で終わるだろうが、勝負事では「勝てない」。


・いつも本気。

それが青山学院・原監督のモットー。

・今日が箱根駅伝だったら、どういうメンバーを組むか

それを365日、自分に課しているのだから。
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