2019年11月14日

「ビクトリー・ロード」の作曲者ジョン・デンバーを追想する。

「ラグビー日本代表には愛唱歌が必要」として、本大会選手登録31名を逃した山本幸輝(ヤマハ)に依頼される。依頼主は主将リーチマイケルである。


ビクトリーロード。ずっとこの道を歩き続ければ、最後は笑う日が来るのさ。ビクトリーロード。

本歌は、カントリー歌手ジョン・デンバーの名曲「カントリー・ロード」。邦訳は「故郷に帰りたい」である。

ジョン・デンバーはすでに世にいない。

20年以上前に、彼は飛行機を操縦していて墜落死している。

このような形で世界的なイベントで無断借用ながら歌われていることを、彼は喜んでいるのではないか。

「親しみやすいメロディー」こそ、多国籍チームの団結を可能にした。


イタリアには「インテル」。英国には「マンチェスター・ユナイテッド」というサッカーチームがある。
それらは、地元出身者ばかりではないことを表現している。

そして、日本代表。

半数を「地元出身者ではない」人たちが占めるとの批判があるが、それは妥当ではない。

インテルだった長友やマンチェスター・ユナイテッドだった香川は、かの地で「選手として成長した」のではない。

だが、リーチマイケルをはじめとする「非・日本人選手」たちは、「日本のラグビー環境で、頭角を洗わした」のである。
リーチのプレイは、札幌の高校、東海大学、東芝を経て、熟成されたものであり、その他の選手も、ほとんどが高校や大学の時に来日している。


そもそも、私たちの国民性は「排他的」ではない。

私たち日本人は「十代で来日した外国人力士たち」を分け隔てなく応援してきた。大相撲にも「ラグビー精神」と同じものが流れている。
しかし、相撲道を理解せぬ力士が存在し、貴乃花部屋の力士は事件に巻き込まれ、廃業する。
さらに、師匠も同じく道を歩む。

ここにおいて、「日本の精神がこの国から廃れる」と危ぶんでいたところ、意外にも、別の競技ラグビーから、「日本古来の精神が復活する」のである。

慶賀。
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