2019年10月26日

久米宏さんが、インターネット活動を始める。とか。



ラジオを聴いていたら、久米さんがTBSラジオ「ラジオなんですけど」で、インターネットを始めると言っていた。
なんでも、11月の冒頭の土曜日3時にスタートする予定とか。

本人曰く、

・ラジオとインターネットの親和性

を感じており、それを確かめたい。

とのこと。


大ざっぱな感じを言うと以下。

・テレビの視聴者数は、数百万人。

・ラジオは、数十万人。

といったところであり、

インターネットが普及した現在、人気サイトはラジオと同じか、それを越えているに違いない。

だが、問題は、「誰が見ているか・聴いているか?」

ラジオ・テレビは、年配者が見ており、若い人たちはインターネット。つか、スマホだろう。


番組アシスタント嬢は、「ユーチューブをやるんですか?」と質問したが、どうなんだろう。

根強いファンを持っている久米さんだから、人気サイトになること確実だろう。

だが、「インターネットとラジオの親和性」が実感できるかは疑問だと思う。

つまりは、ラジオとインターネットは根本的に異なる。


United Nationは連合国(正確には、第二次世界大戦の戦勝国)との意味だが、その語は「国際連邦」と誤訳して我が国に流通している。

マスコミも同様で、外国ではMass Mediaと言う。

つまり、テレビもラジオも
・「単一方向の情報発信」であって、コミュニケーションたる「双方向通信」ではない。

※ メディアで一般人のコメントが紹介されることがあるが、それは「メディア側の許諾」によって成立しているに過ぎない。「一般人のコメント」は「メディア側の事前検閲」を受けている。


さらにいうと、

・Mediaは、「情報のオーソライズ(権威化)」機能

を持っている。

つまり、「アングラ情報(未確認情報)」だったものが、マスコミで扱われることによって「一般情報」に昇格する。


そして、インターネットの最大の特徴は「ログ性」。
つまりは、記録が残ること。

一般的に考えられているような「即時性」ではない。


インターネットのメディア特性は上記であって、大きいのがテレビのコミュニケーション、少し小さいのがラジオのコミュニケーション。

大きいのも小さいのもさまざまなのがインターネット。

などと考えていると、「インターネットの本質」はツカみきれない。


すでに100人ほどのスタッフが動いているというから、広告代理店の利権も発生しているに違いない。
とすれば、それはインターネットに登場した「ちいさなテレビ局・ラジオ局」になってしまう。


それ以上のことができるのか。

久米さんに期待したい。

posted by sponta at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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