2019年09月07日

「アンチ・ドラマ」とは何か?

「映画・ドラマを評価」するために、「映画・ドラマを定義・分類」した。

より理解を深めるためには、「ドラマでないもの」を定義しなければならないと思う。

サッカーで「アンチ・サッカー」と言うことがある。
それはキック&ラッシュ。幼稚園児がサッカーをした時のような、ゴールに蹴り込むだけの戦法である。

では、ドラマは・・・。


【アンチドラマの分類】

・ドキュメンタリー(Trace of Fact)

・原作のコピイ(Trace of Nobel)

・歴史のコピイ(Trace of History)

アンチ・サッカーは、(負けている試合のラスト数分以外)プロのチームではありえないが、アンチ・ドラマな映画は珍しくない。

たとえば、「シン・ゴジラ」は、主人公が存在しない。つまりは、観客が感情移入するキャラクターが存在しないアンチ・ドラマな作品である。

(群像劇)


叙事詩的な作品も、アンチ・ドラマ。

「こんなことがありました」と時系列で追うのは、ドラマではない。

ドラマのエンジン(ストーリーを推進させるもの)は、「主人公の思い(葛藤)」でなければならぬ。

終戦までの数日を追った作品は「再現ドラマ(事実の散文的な羅列)」であって、「ドラマ」ではない。
もし「事実を歪曲」してドラマ化するなら、かつてワイドショーで問題になったように「虚偽・演出」として糾弾されるはず。


この作品は、「実際にあったことを基にしています」などと、作品冒頭に記されていることがあるが、それは「ドラマ的に未完成」なことの言い訳でしかない。

ヒストリーチャンネルの「プロジェクト・ブルーブック」のように・・・。

posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ドラマ・映画・演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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