2019年08月05日

吉本興業、ジャニーズ。大手芸能プロダクションの専横。

公正取引委員会が、専属契約・雇用契約がないことを問題視するという。

すでに、ジャニー氏の逝去にともなってか、公正取引委員会は、芸能プロダクション脱退者が、「テレビの仕事を干される」状況を、問題視している。すでに、テレビ局は「事務所からの圧力はなかった」と発言している。つーことは、「出すな」という圧力はかけていないが、「出せ」という圧力をかけていることだろう。

ナベプロの圧力に抵抗した日本テレビが、「自前のタレントを作ろう」と、オーディション番組「スター誕生」を制作したのは、遙か昔である。

歌謡曲ランキングが、「芸能プロダクションの政治力によって決まる」ことを排除したのが、TBSの「ザ・ベストテン」である。

この番組によって、「第二の美空ひばり」ともてはやされた小林幸子が、ひばり母の「じゃ、第一のひばりは要らないのね」の一言で、テレビを干されていたが、「思い出酒」で復活する。


テレビは、昔は「電気紙芝居」と嘲笑された。

紙芝居屋は「飴玉を売る」ために、紙芝居を上演する。

民放テレビは「コマーシャルを見せる」ために、存在している。

その効果が莫大なことが証明されたので、CM出演料、TV出演料が肥大化した。その理由は、広告代理店が「出演料のマージン」で利益を出していることが大きな原因。

一方、芸人にとって、「テレビに出ている(顔を知られている)」「テレビに出ていない(顔を知られていない)」は、芸人にとって、存亡を決定する事案である。

「かつてテレビに出ていた(顔を知られている)」なら、地方の営業で稼ぐこともできる。

悲しい哉。「芸は二の次」。

そのように、「テレビの力」は大きいのであって、そこに出演できるかどうかが、芸能プロダクションの政治力。

芸能プロダクションがテレビ局関係者を接待するのは当然のこと。食事・飲み会・ゴルフばかりではないだろう。


テレビの力(ちから)−−−。

たとえば、今回の参議院選挙。マスコミが山本太郎氏の立ち会い演説会の様子が報道されていれば、当選2名などということはない。
彼の動向をマスコミが報じていたなら、その10倍は当選していたに違いない。

・日本の矛盾を突く山本氏の辻説法には、圧倒的な魅力があった。

だが、それをマスコミが報じなかった。

「今回、政党要件を満たした」と胸をはる山本氏は、「ここから先は地獄をみるハズ」と既存政党を挑発しているが、その通りになる。
かように、テレビの力は偉大なのである。


・テレビが報じなくても、立ち会い演説会に、人々が集まり、真剣に政策に耳を傾ける。

という現象が起きた。

これは、ジャニーズ事務所を脱退し、テレビ業界から干された田原俊彦氏が「ちゃんと活動していました」というのと同じ。

テレビの数百万の視聴者への露出がないにしても、数万人のファンは存続しているし、市民会館に数千人を集めるのは当然のこと。

テレビへの露出が無くなって、パチンコ屋の営業で盛況な、せんだみつお氏とは異なる。


さんま氏が、吉本から独立した事務所を営んでいるのは、吉本と決別したからではなく、「節税対策」だという。

つか、さんま氏のようなステータスがあれば「営業」は必要ない。マネジメント(スケジュール管理・経理・現場対応)だけ。ならば、吉本とは対等の立場である。

さんま氏が出演するなら「視聴率が期待できる」。視聴率は、スポンサーが支払う広告費に反映するから、さんま氏の吉本興業への優位は揺るぎない。

彼ほどのステータスがあるなら、「テレビ局の忖度」を排除できるのかもしれぬ。
バーター(抱き合わせ出演)で、若手をキャスティングさせることも可能である。


はてさて、どうなりますやら。
posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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