2007年07月05日

新聞労連の機関紙から…。5/25のパネルディスカッションを振り返る。

日本新聞労働組合連合から封筒が送られてきた。


中には、新聞労連の機関紙の2007.07.07号が入っていて、第三面には、「第50回新研中央集会開催」との大見出しがあり、私が参加した「ネットは新聞に何を突きつけているか」というシンポジウムが紹介されていた。


rouren_shinbun_01.gif

このシンポジウムの基調講演は、「新聞がなくなる日」の歌川令三氏、「ブログがジャーナリズムを変える」の湯川氏。
歌川氏は、米国は広告依存のためネットへ以降がスムーズに進んだが、日本の新聞社の経営は販売に依存するため、既存のビジネスモデルからなかなか抜けきれぬと指摘した。
湯川氏は、裏取りをしない報道をした大停電時の新潟日報を例にとり、いままでの新聞人の規範が揺れ動いていることを指摘。新しいジャーナリストとしての規範が求められていることを示唆した。

そして、パネルディスカッション。

私なりに、ざっくりとまとめれば、

「新しい時代の市井人たちの情報ハブになるために、新聞人たちは一番有利な立場にいる」。(具体例:新潟地震のたむぎ山新聞…etc.)

そのために必要な条件は、「対話を拒まないこと」、「対話を継続すること」。(具体例:アフリカの叡智・真実和解委員会。ネット炎上対策)
そして、過去の自らの言論に縛られないこと。


ではないか。

その具体策としては、

湯川氏は、ソーシャルメディアをイメージし、
森氏は、検索エンジンにイメージされるようなソーシャルネットワークを提出する。

要するに、湯川氏はメディア型なツールをイメージし、森氏は非メディア型なツールをイメージする。

では、私はといえば…。



メディア、P2P、平成目安箱を論じてきた私である。
当然のように、非メディア型ツール・P2Pを提唱すると思うのかもしれぬ。

だが、私は、伝達システムのタイプ・スタイルにボトルネックはないと感じている。


問題は、構成員(情報発信者・情報伝達者・情報評価者...etc.)の文化であり、過去に縛られず、対話を拒絶せず、対話を継続する努力を忘れぬことである。

箱の運び方や、箱の形ではなく、箱の中身が重要であり、箱の中身によっては、野積みのトラックで運ぶもいいが、物によっては、クール宅急便が必要だったり、警備員をつけて運ばなければならなかったりする。
運ばずに、相手がやってくる非配達型のデリバリーもあるだろう。



インターネットにおける情報伝達も同様であり、メディア型・P2P型という二種択一というのではない。相互補完的なものが現実的であるに違いない。



さて、新聞の私の写真を見て、私の娘は泣いたという。
妻曰く、「私と一緒に写真に映るときのパパと違う」…と。

実は、この写真は、記念のために運営の方から頂戴していた写真と同じものである。

私はブログに写真を掲載しようとして、所望したのだが、この苦虫を噛み潰したような表情の写真を見て、非掲載を決断した。

もう一枚あるが、それも、私のデブさを物語っている…。(^^;)
と、ブログへの掲載を諦めた。

*

私の表情に比して、パネリスト諸氏の写真は、歌川先生は朗らかであり、湯川氏は爽やかであり、森氏は、誠実な印象を与える。
そして、ただ一人。私は「不満・フマン…」って、表情をしている。
ほっぺも膨らんでるし、歯でも痛いのかぁ…。(^^;)

写真の印象から発生する感情は、「何を深刻ぶって…」であり、それは、「偉そうに、何様のつもり」につながっていくに違いない。

思うに、その表情は、マスコミで自らの不快を表現することの多い姜尚中氏や、井筒和幸氏のものに近いのかもしれぬ。
そして、その共通部分が、私の娘を泣かせるに至ったのかもしれぬ。

とはいえ、私は、この表情の写真を選んだ新聞人の意図を理解する。
当該新聞人は、パネルディスカッションの中から位置関係・対照関係を感じ、この写真を選んだのだろう。

とはいえ、理想をいえば、パネルディスカッションでの対照的な言論の立場を越え、コンセンサスの中で、微笑み会う。それが理想…。
そして、それが、ディスカッションの中ではできなかったし、そのことは紙面を読んでもそのとおりなのだろう。

そして、そのような明確な合意を得たとしたら、そこにあるのは、似通ったキャラクターの集合でしかなく、キャラクターも立たず、インパクトも低くなる…。

結果、コンセンサスのぎりぎり手前で、言論を提示するのが、最良のやり方なのかも知れぬ。

そのような思考において、メディア者たちがそれを望むのなら、私もその分脈で生きる覚悟を決めなければならぬのだ。

07sponta



娘は泣き、妻は、こんな怖い表情をした人と四六時中暮らしている私の気持ちを分かって。と、文句を言う。

私はといえば、シケ(時代劇のヒーローに特有のほつれ髪)の効果をひしひしと感じている。

先週、よみうりランドの丘の湯の床屋で散髪したから、ディップで固めても、もうシケはできない。

その代わり、髪に隠れた顔面が顕になっている。

…あと3キロ痩せなければならぬ。

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