2019年05月20日

山本五十六の「やって見せ、教えてやって、させてみて、誉めてやらねば人は育たず」に思う。



正しくは以下。

・やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ

私が大人になる頃まで、この言葉は一般的ではなかった。

この言葉が有名になった時、「鉄拳制裁」も当たり前の戦前の軍隊組織の要人でされ、このような感慨を持っていることに驚嘆していたマスコミ人がいたのを覚えてる。


さて、私が両親から受けた「子育て」は最悪である。

小学生の低学年の頃だろうか。

4月あたりに、立川のデパートの本屋さんに連れて行かれ、その学年の「漢字ドリル」と「計算ドリル」を買ってもらう。
ただ、それだけ。

両親からは、「やれ」と言われた記憶はあるが、「教えてもらった」記憶は一切ない。
両親に言わせると、学習塾は「勉強のできない子」が行くところ。学習塾に行く子も、家庭教師をつけている子のことも軽蔑していた。

そして、1年があっという間に過ぎ、正月を空けた頃、「何故、ドリルをやっていないのだ」と責められる。
「漢字ドリル」は、その場しのぎでなんとかマスメを埋めることができるが、「計算ドリル」はヤッカイである。

我が母は、「(お前は)ケアレスミスが多すぎる」と何度も罵倒した。
私は素直な性格なので、我が母の言葉はきっちりと「刷り込まれ」、未だに単純計算が苦手。

30歳も過ぎ、ある障害が出て、各種検査をしても原因がわからなかったので、心理的な原因ではないかと、診察室で医師から「100から7引いて・・・」と、暗算を求められたことがある。計算間違いをしたら、精神病と判断されると思った私は、大いに焦った。


国家の中枢で活躍する父に持ち、鳩山御殿で育った鳩山兄弟は、ふたりとも東京大学を卒業している。

家庭教師をつけられ、丁寧に勉強する環境があったら、どんな人生を過ごすことができたのだろうか・・・。

昭和の時代。受験戦争は加熱し、「教育ママ」が社会的に批判されていたから、両親が「放任主義」をお題目に、育児放棄を決め込むのは簡単だった。


娘が大学在学中、ジャズのサークルの発表会があったので、ビデオ撮影のために学園祭に出かけた。すると、妻の知人の女性が親子づれで来ていた。「来年の受験のための下見」だという。

知人の女性は「我が家は放任主義で・・・」と誇るように言うので、spontaは脊髄反射的に噛みついた。

「いい大学にいけば、就職時の選択肢は広がる」。

「だめな大学に行くと、就職先は限られる。希望の叶わない可能性が高くなる」。

spontaの両親のように「こどもの人生など、どうでもいい」と達観しているなら別だが、そうでないならやるべきことがある。(そのような両親の心根に気がつかなかったsponta。わかっていれば、違う人生の選択があったものをと、無念でならない)

よその家庭が、「こどものことを思って、進学に協力している」のに、「放任主義」を言い訳に、無関心を決め込むのは育児放棄である。
そんなハンディーキャップをもちながら「勝てる」ほど、大学受験はナマ優しくない。

私の熱弁が効いたのか、知人のお嬢さんは「受験システム」をかいくぐり、娘と同じ「私立最難関大学」に合格した。


この世の中、自分だけの力で成功を掴める程、甘くはない。成功した人のほとんどは、親が何らかの協力をしている。

それを含めて、すべては運・・・。などと、諦観してみるspontaである。



追記:
陰謀論によれば、山本五十六はアメリカのスパイ。兵学校時代からキリスト者であり、ハーバード大学にも留学している。駐米大使つき武官でもあった。Wikipediaによれば、ナショナルジオグラフィックを購読していた。
当時の庶民たちが、貧しい食事をしていた時、軍艦でフランス料理を食べていたなら、それも否定できない・・・。
とはいえ、Wikipediaには、こんなエピソードも。

1927年(昭和2年)8月24日、美保関事件で軽巡洋艦「神通」艦長・水城圭次が自決した際、駐米武官・伊藤整一が「死んでは意味がない」と述べたところ、山本は「死を以て責に任ずるという事は、我が武士道の根本である。その考えが腹の底にあればこそ、人の長としても御勤めができる。そういう人が艦長に居ればこそ、日本海軍は大磐石なのだ。水城大佐の自決は立派とも言えるし、自分としては当然の事をやったとも考えて居る。君の様な唯物的考えは、今時流行るのかも知れぬが、それでは海軍の軍人として、マサカの時に役に立たぬぞ」と叱りつけている[51]。

真実は分からない。
つか、Wikipediaには、陰謀論に関する記述はない。
posted by sponta at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | スポンタと娘…。(子育て論) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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