2019年04月18日

昭和初期・戦後まもなくの歌謡曲の特徴はノンコード。


Am-Em-G7-C
というようなコード理論は、バークリーメソッドである。
バークリー音楽院が開学したのは1945年。
日本にバークリーメソッドが移入したのは、ジャズピアニストの秋吉敏子が学んで以降。渡辺貞夫氏がバークリーに留学したのが1962年。彼の自宅で、バークリーメソッドの勉強会が開かれ、そのあたりから、日本にコード理論が拡散していったに違いない。
そんなことを認識して、戦後のヒット曲のアレンジを聴いてみると面白い。

コードを、最低音であるベースが規定し、その上にギターなどの和音が乗っかり、その上にメロディーがある。というような縦の構成が存在しない。
バッハのインベンションのように「対位法」的なのである。
つまりは、メロディーに対して、「合いの手」が入るような感じ。
バロック音楽における通奏低音のように、小節のコードを規定するような「感覚」が存在しない。
コードの上にメロディーが載っかるという感覚なら、メロディーは、コード構成音を中心に「刺繍音(ドレドにおけるレ)」や「経過音(ドレミにおけるレ)によって成立する。だが、コード感覚が存在しないなら、メロディーは「無」から立ち上がる・立ち上げなければならぬ。
ま、そんな感じ。







posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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