2019年04月05日

サッカー日本代表の三銃士の特徴。


先日のボリビア戦。

後半途中までの、宇佐美・乾・香川の旧メンバーと、三銃士(中島・南野・堂安)の違いについて、明確にしておく。
専門家評は、旧メンバーたちは「久しぶりの試合」だったので、手堅く行き過ぎたとのことである。

ま、そのような形容も悪くはないが、本質を捉えていない。

ロシアワールドカップメンバーと、三銃士の違いは、「前に行く意志・覚悟」の有無である。

中島はドリブルで切り込む。堂安は、フリーランニングで切り込む。

どちらが効果的かといえば、ボールを持っている中島なことは明確である。

この基本方針があるから、三銃士は強い。

つまり、攻め方のパターンの「優先順位が明確」だから、三銃士の意思統一が図られている。

1がダメなら、2。

2がダメなら、3。

それが共有されているから強い。

*

三銃士を生んだ理由は、

・バックスへの信頼。

そして、

・自ら守備もしていることへの自負。

である。




ただし、旧ワールドカップメンバーでも、乾選手だけは別格。
その理由は、彼は、ミドルからのシュートが得意。
つまりは、「ゴールに近づくことだけを目指さない」ことの理由に妥当性があるから。

細かくパスをつなぐことで、細かくドリブルすることでゴールに近づき、シュートに持ち込む。そのことを常道としてきた宇佐美選手・香川選手の存在感は、三銃士の活躍と比べると無為である。

さらにいえば、前半でワントップを演じたベルギーリーグで活躍する若手選手は、バックスの裏に駆け込むことが得意な選手であって、そのような状況を周囲がつくれなければ、活躍できない。大迫半端ない選手のような、最前線でのキープを特徴とする選手なら、彼を起点に攻撃が始まるのだろうが、相手バックスが引いた場合、スペースはないのだから、本領を発揮することはできない。


コパ・アメリカに三銃士全員が出場できるのかは知らない。

今回の森保采配が批判されているが、三銃士による戦法は「すでに熟成の必要はない」と見切ったから、ボリビア戦のスターティング・メンバーを選んだに違いない。


今までは、特性選手(本田)の個性に頼ったサッカーをしてきた日本代表。

だが、今回は、3選手の個性を組み合わせた戦術が高度に実現している。

このモデル。つまりは、

・ドリブラー中島の切り込み。
・堂安のフリーランニング。
・南野のコボレ球の処理。

というパターンを基本コンセプトに、バラエティーに富んだ戦法が展開する。

すばらしい。

posted by sponta at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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