2019年04月03日

「出来ると思うから挑戦するはダメ」(イチロー)


との発言で、イチロー選手は、引退会見を〆た。

だが、これは、「諦めなければ、夢は必ず実現する」に等しい「おためごかし」。虚言の類である。

極論を言えば、偏差値30台の受験生が、「諦めなければ東京大学に合格する」はずはない。

スポーツも同じ。
どんなに努力をしても、才能・能力のない人は、結果がえられないばかりか、怪我をして、終了。


「家政婦のミタ」で女優として頭角を現した本田望結嬢は、姉に、「逃げたら、先は、行き止まりだよ」とアドバイスしたという。
ジュニアでは世界的な選手だった姉は、現在、最終滑走者にも選ばれない。低迷している。

つか、「表現力で際立っていた」真凛嬢が、ジャンプの競争に勝てない。悲しいかな、それが現状である。

彼女は、その「類まれな表現力」を活かし、「ジャンプ勝負ではない」アイスダンスなどに転向すべきではないか。
と、モイセーワ&ミネンコフ組・トービル&ビーン組で、アイスダンスの魅力を覚えているspontaは随想する。


つまりは、「達成可能な目標」を設定せよ。
これがリアリズムである。

理想に挑戦することは尊いが、それが、時として、無謀に映る。
つか、無謀と言わずとも、「無駄な努力」はすべきではない。

イチロー選手の場合は、才能と努力が報われた。
それは、幸運であって、三輪田スカウトの眼力と、仰木監督の指導法があってのことである

*

・継続は力なり。
・努力は必ず報われる。

というのも、嘘。

正確には、

・努力を継続した人にしか、成功の権利はない。

である。

野村克也氏の「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と指摘するが、

・成功した人の中には、「努力しなかった人」も含まれている。

それが、現実である。


我が校長・今村昌平監督の師匠・川島雄三は、次の言葉を残している。

・背伸びして、ミューズの踵に触れてみん。

背伸びして、無理をして、やっと理想の女神(目標)のかかとに触れられるかどうか。そういう目標設定がふさわしいのだと思う。






posted by sponta at 00:00| 東京 ☁| Comment(1) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
卒業生の1%も、プロになれているのか疑いしい、声優の養成学校。就職しても、10万円以下の月給で働かされるアニメーター。

イチロー選手の言う通り、「やりたい」と思った時点で、挑戦をはじめたら、一生を棒に振る。

そのような現状を彼は、分かっているのだろうか。

音楽大学を出ても、プロの演奏家になれるのは、一握りでさえない。

そんな状況で、「夢を語る」のは、罪である。
Posted by at 2019年04月05日 10:35
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