2019年01月27日

大坂なおみ選手の優勝、白鵬の休場。その背後にあるスピリットの違い。


優勝決定直後、喜びを全面に出さず、静かに感情を受け止めている姿は、ガッツボーズがタブーとされる大相撲と同じ。

「対戦相手が敗者になったこと」への配慮である。

彼女は、優勝インタビューで、クビトワ選手への賛辞を表明した。

これは、加納治五郎が柔道で提唱する「自他共栄」と同じ。対戦相手がいるから、試合が出来る。勝っても・負けても、相手を尊重すべし。

これが、アメリカ生活を続けながら、体得・実践できているのは、DNA故か、母親の教育故か、または、父方のハイチにも、同様なスピリットがあるのか・・・。


大坂なおみ選手は、2013年、日本人登録でパンパシフィック大会に出場し、日本女子代表のコーチに見いだされ、来日時はNTCを使えるように配慮してもらったという。

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2016年、全豪オープンで3回戦に進出してから、アメリカ代表チームからの登録変更の猛烈なアプローチが始まるが、父親のフランソワ氏は、無名時代にサポートしてくれた恩義を忘れず、今日に至るとか。


日本に住んでいる時より、海外旅行や海外生活をしたときに、「自分が日本人であること」を意識する。

なおみ選手も、きっと、ニューヨークやフロリダで暮らしていると、「自分の中の日本人の特性」を意識するのかもしれない。

握手の仕方(片手を添える)や、乾杯の仕方(目上の人に対して視線をそらす)などの仕草で、半島由来の出自が推察される芸能人がいる。

何よりも、自らのルーツを公開しない・誇らないのが異常心理なのだが、優勝後のボールボーイたちとの記念撮影で、優勝トロフィーを前に正座したのは、まさに「日本人」であり、日本語が喋れなくても、そんなことはどうでもよい。


最近、DENAのラミレス監督が帰化したという。

卓球の張本選手は、両親ともに中国出身だが、「日の丸を背負って戦う」ことに若い人生を賭けている

ブラジル出身のラモス瑠偉氏は、日本代表の時、「ユニホームの日の丸が小さすぎる」と文句を言った。

彼らは、わたしたちが誇るべき「日本人」である。


大相撲の先場所。

フィリピンにもルーツを持つ高安と、神戸出身の貴景勝が優勝争いをしたが、私たちは「どちらかを差別して応援しよう」という気分は一切なかった。

白鵬に関しては、「勝敗にこだわるあまり、対戦相手への配慮がない」ため、批判される。

それを、「日本人がモンゴル人を差別している」と勘違いするのは、彼が「日本人ではない」証拠であり、理由である。

今回、優勝の可能性があるのに休場したのも、「勝ちに拘る」彼の所作であり、「横綱の責任を果たす」のは、二の次という彼の行動原理の現れ。

「痛くて、夜寝れなかった」と彼は言うが、そんなことを「(そんな弱音を)口が裂けても言わない」のが、日本人である。

稀勢の里も、今回の白鵬のような所作をしていれば、いまも綱を締めていたに違いない。


私たちは、「日本人であること」に誇りを持っている。

トロイの遺跡を発掘したシュリーマンは、1865年、世界旅行の途中で日本に立ち寄り、「ヨーロッパの文明国家以上に教育が行き渡っており、日本人は、男も女もみな仮名と感じで読み書きができる」と旅行記に期している。
フランシスコ・ザビエルは日本人を形容するにあたり、

・善良で、悪意がない。

・名誉を重んじる。

と指摘している。

私たち日本人の感覚からいえば、徴用工・火器レーダー照射など、思いもよらないことである。




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