2018年04月22日

ナイツ・塙さんへ。「怪優」を目指せ。

ドラマ出演の塙さんの演技の評判が悪く、本人が落胆していたので、TBSのサイトに投稿した。


塙さんのお芝居、断然、オッケイです。

作品のアンサンブルの中で、「異質な」塙さんのお芝居は、あたかも「ナレーション」のような役割を果たしていました。
「怒り新党」の顔出し版のような感じでしょうか。

盲人漫談の新人・浜田さんは、土屋さんのことを、「とっても分かりやすい発声」と言っていましたが、同じようなことが、塙さんの演技にもいえると思います。

たしかに、それは「棒読み」に近いのかもしれませんが、監督がオッケイを出しているのだし、塙さんが「不安に思う」必要はありません。

同じような怪優として、壇蜜さんがいます。彼女は、「無声韻(腹式呼吸でない)」で発音するという、常識を破った芝居を続けていますが、彼女の役柄が「特異的」なので、「違和感」が効果的です。

同じく「無声韻(腹式呼吸ができない)」女優に、土屋太鳳さんがいますが、彼女はヒロインを演じることが多いので、腹式呼吸ができないことは致命的。
喜怒哀楽の「ダイナミックレンジが狭い」し、感情が「嘘っぽく」感じられます。


ドラマというのは、「人物の対立(アンタゴニスト)」が基本です。しかし、「推理もの」では、物語の進行が「謎解き」になってしまい、それが「ドラマとしての魅力を欠く」原因にもなりかねません。説明や設定は、ドラマでは排除すべき要素なのです。

その状況を打破するための「開き直り的な技法」が、塙さんの「素朴派的な演技」です。間違っても、素人の意見に感化されて「演技派」を目指してはなりません。


漫才師の塙さんなら理解しているかもしれませんが、「優秀な演技」とは、「セリフと気持ちと動作」を独立して、コントロールできることです。

「ダメな演技」とは、「セリフと気持ちと動作」が「よーいドン」で始まること。日常では、「気持ちが発言」になったり、「発言から気持ちが沸き上がったり」しているから、「同期している」と違和感が感じられるのです。


ということで、ナイツの塙さんが、「ありがちな俳優」になる必要はありません。

目指すべきは、「あなたしたできない」怪優です。

期待、応援しています。

スポンタ中村

追記:
演技などについてご興味がありましたら、私のブログにいろいろ書いてありますので、ご参照ください。
posted by sponta at 07:38| 東京 ☀| Comment(0) | 公開メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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