2018年04月20日

新語作成、「生成承認欲求」。

貴乃花親方は「生まれ変わっても、相撲をやりますか?」の問い、「家業をやります」と答えている。



オリンピック選手の活躍を見ていると、幼少期に選手生活を始めることが条件と思えてくる。

北海道北見市常呂町のカーリング娘の藤沢五月選手は5歳で選手生活を始めている。(父は、長野五輪出場を目指していた)

卓球女子のイトウミマさんや、ヒラノミユさん、イシカワカスミさん、勿論、フクハラアイさんも、親が卓球選手であり、物心がつくかつかないかの頃から、家族そろって卓球に取り組んでいる。

チョレイの張本選手も両親も、中国の卓球選手である。



先日、メジャーリーグに挑戦している大谷選手の特集を見たが、スタジオにはバトミントンの元日本ナンバーワンで現在はニュース番組のキャスターをやっている陣内貴美子嬢が、合宿で大谷選手のお母さんと一緒だったことがあると明かしていた。
キャスターの出身地は九州。大谷選手の母は神奈川。大谷選手のお母さんは「全国決勝レベル」のバトミントンの選手だった。父は、社会人野球・三菱重工横浜の選手。




私が推論し、結論するのは、チョムスキーの「生成文法」と同じような形で、人間には、生まれる前から「承認要求」があること。

私はそれを「生成承認要求」と名付けたい。




第一段階は、

コンラート・ローレンツの「刷り込み」理論と同じように、子が「親を認識」するところから始まる。

第二段階は、

「親の価値観」に従って、子が「承認欲求」を形成する。




ふたつの段階は、チョムスキーにおける「言語習得」と同じ。まず、母語が特定され、母語の語彙が増やし、文法をマスターしていく。



巷間、誤解があるが、「幼児期に母語をマスターする」ことは、「能力を増やすこと」ではなく、「能力を限定すること」である。

日本語を母語にする人が、エルとアールの発音を聞き取れない・発音できないのは、「日本語では区別の必要のない発音を峻別する能力」が廃棄されるから。

最近では、「絶対音感」の否定論も起こっている。その理由は、「絶対音感」は、音楽を「言語的に処理する」習慣を身につけること。つまりは、「楽音」以外のものを「吟味する能力」が失われてしまうのである。



「生成承認要求」説に従えば、子は「親の承認」を得るために、敢然として「取り組む」。

その動機は絶対的なものであり、「好きだからやる」というような、後天的な動機とは比べものにならない強固なもの。

だから、強い。勝てる。
−−−のだ。




【たまたまやったら、凄かった】

シンクロナイズドスイミングの小谷実可子嬢のように、かなり成長してから、「たまたまやってみたら、凄い成績だった」ので、「努力をつづけて」オリンピックでメダルを獲得するようになるのは稀である。

【努力をしていたら、凄くなった】

野球のイチロー選手は、「野球が好きで、幼い時から
、父と練習した」。彼がプロ野球選手を目指すようになったのは、「自分が当然のようにできること」を他の人ができないことを知ってからである。

【みんなでやるスポーツで結果が出たので、本気で取り組んだ】

スピードスケートの金メダル・小平選手は、中学時代に全国的な成績を残し、本格的に努力をかせねて大成した。チームパシュートの高木姉妹も同様で、妹の中学生にしてオリンピック出場という快挙に、姉も努力。その刺激を受けて妹も切磋琢磨。その結果が、複数のメダルに結実した。



「家業」であれば、親の「承認事項」は明確だから
、子の「承認欲求項目」も明確。

そのような「安定した動機」は、そうでないコンペティターに対して、圧倒的に有利なのである。




追記:
推理小説の松本清澄氏は、前方後円墳は、奈良県の二上山の形を模したものとの奇説を吐いていた。
私の生成承認欲求も、その類なのだろうか・・・。


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