2017年08月12日

高橋秀樹さま(日本放送作家協会)。主観批評ではなく、形式批評を・・・。

ヤフーニュースをたどったら、高橋秀樹さんの記事に遭遇した。そこでは、映画「君の・・・をたべたい」の感想が書かれていた。

http://mediagong.jp/?p=23516

彼は、現在のテレビを嘆いていて、「メディアゴン」というサイトをつくってマスメディアに関して提言している。

「何故、テレビ批評を書くのか?」という記事には、ナンシー関さんを取り上げていて、松本人志さんが「ナンシーは分かっている」と言ってたことを紹介。同サイトでは、多様な意見を取り上げると宣言されている。
だが、クリエイターたちが批評を読んで、未来が修正される。そのようなことが果たして起きるのだろうか・・・。


私は、〈クリエイターの個性〉と〈鑑賞者の個性〉のぶつかり合いが発生するに過ぎないと直感する。
まず、〈主観〉〈個性〉を越えること。意見・オピニオンを捨てることが必要だと考える。

そのために実効的なのは、評価基準を明確にした〈形式批評〉。
私はすでに〈形式批評〉のふたつプロセスを作成している。


・17世紀フランス古典演劇理論
・ポストモダンの映画ドラマ評価法





はじめまして、高橋秀樹様。

見ず知らずの方に長文のメールをさしあげることは無礼と思い、公開メールという形で失礼もうしあげます。

高橋さんがイノベーションのために、勇気ある言動を行っていることをリスペクト申し上げます。

私は無名ブロガーであり、現場から遠いところで過ごしておりますので、何を発信しても社会的な影響力は乏しいので、「負け犬の遠吠え」「引かれ者の小唄」でしかありません。



私が取り組んでいるのは、May J.さんが頭角を表したカラオケ選手権番組で使用された「自動審査システム」のようなものの「映画・ドラマ版」が実現できないかというものです。

システムの開発プロセスは以下です。

1、評価プロセスの標準化。=形式批評

2、人的評価。(マニュアル化)=評価プロセスの標準化。

3、機械による評価の実現。(プログラム化)


※ 自動化は無理にしても、第一段階、第二段階が成立するなら、業界をイノベーションできると夢想しております。



「アナと雪の女王」がブレークした時、「May J.さんのエンディングの歌」は、「松たか子さんの劇中歌」と比較され、バッシングされました。

松たか子さんの歌の方がすばらしいなら、May J.さんに高得点を与えた「審査システム」には不備がある。

人工知能を研究者なら、May J.さんと松たか子さんの歌をインプットして、松さんの歌の方が高い点数をあげるように、システムをバージョンアップさせ、信頼性を高めることが当然の仕事のはず。
しかし、私の知る限りでは、そんなことは行われていません。
残念ながら、現時点において、「歌唱の優劣」についての〈評価プロセスの標準化〉が実現していないのです。


テレビ番組の影響で多くの人たちが、音程、リズム感が正確であることが歌が満たすべき条件であると考えてしまう。
しかし、その一方で、大衆の多くは、May J.ではなく、松たか子に感動する。

この矛盾は、テレビによって生まれた弊害といえます。



映画・ドラマでも、大量宣伝された作品を、大衆は無条件に「高品質な作品」だと受け入れてしまう。しかし、「大量宣伝された作品=高品質な作品」とは限らない。
最近では、ハリウッド映画ばかりか、韓国にも、日本のドラマの品質が劣っていると感じることが少なくありません。

このような惨状を打開するために、〈形式批評〉を広めるプロジェクトをご一緒に検討できないか。

そのような意図で、公開メールをさしあげました。
ご無礼の段、切にお詫び申し上げます。




私は、ふたつの「評価法」を作成した。

ひとつは、放送大学・青山昌文教授(美学・芸術学)の理論を私がまとめたもの。「17世紀フランス古典主義演劇理論」。

もうひとつは、映画・ドラマ・シナリオの専門家たちの箴言を元に、私が作成したもの。「ポストモダンの映画・ドラマ評価法」。




とはいえ、だが、クリエイターたちの多くは、モダニズム芸術論(作品は作家のオリジナルの表現であり、特定の価値観で鑑別されることに妥当性はない)を持っている人が多い。

しかし、アート的な要素が含まれるフィギュアスケートの五輪競技では、形式批評(評価基準に基づく評価)が行われている。
映画・ドラマにも、形式批評が行われてしかるべき。

まずは、批評者は〈形式批評〉を目指す。それから、始めるべきだと思うのです。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | 公開メール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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