2017年07月31日

PDCAサイクルとマニュアル。

暗黙知の形式知化は、情報共有によって、効率的な組織運営をするためである。

それらは、個人を起点とする〈モダニズム〉と対立している。
モダニズムな価値観(人間の「オリジナルな個性」を大切にすることが正しい)を持つ人の中には、マニュアルを否定する人も珍しくない。




PDCAサイクルを行うのは、情報を共有することが目的であり、情報共有が行われないなら、PDCAサイクルは意味がない。
プラン、実行、検証、対策を練るのすべてにおいて、経験を共有しなければ、PDCAをする価値がない。
PDCAのそれぞれは集団体験であり、それぞれが集団の各構成員によって吟味されるのであって、そこから新しいPDCAサイクルが生まれる。



マニュアルは、行動の標準化を目指すものだが、それが固定的でないなら、PDCAサイクルのDo 実験。長期的な実践である。

トヨタの〈カイゼン〉においては、「マニュアルは不完全のほうがよい」。現場の従事者が、「自分たちで、マニュアルを改善していくこと」を最良とする。

「個人主義」で知られるアメリカが、マニュアルにおいて「個人主義」が否定される。「集団主義」といわれる日本が、〈カイゼン〉において「個人の尊厳」を守っている。
「生産管理の父」DWデミング博士が母国・アメリカよりも、日本で名声が高いことは示唆的である。



PDCAサイクルは、なるべく短期間でワンサイクルが終わるようにしなければならない。

大きなPDCAを一つではなく、小さなPDCAサイクルを同時にたくさん行い、その結果をもとに、新たなPDCAを積み上げていくこと。

スクラップ&エラーではなく、トライ&エラー。
エラーを大人数で共有し、同じエラーを繰り返さないようにするのだ。



以下は、形式知である。

06_PDCA.jpg
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | 形式知化宣言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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