2017年02月13日

歴史人類学

応援メッセージがあったので、素直な私は、2本目の記事を書く。インテンショナルさん。ありがとうございます。



最近の私のブログのテーマは、「脱・昭和」である。

私の定義では、「昭和」とは、モダニズムを妄信した時代である。
その時代の有名人の殆どは、イデオロギー洗脳に殉じた人たちである。

先の記事で指摘したが、彼らは、言語知・論理の達人ではあったかもしれないが、非言語知・感性に乏しかった。

では、「平成」とは何かといえば、「脱・近代(進化論・言語知)」である。


なんて、偉そうに、「私だけが気づいている」というような気持ちで書いているが、そんなことはない。

放送大学のこの動画を見て欲しい。
http://ocw.ouj.ac.jp/tv/1118170/

第9回 儀礼と表象、感性からみる歴史〜歴史人類学の挑戦〜





かつて、「進化論」は、西欧が世界侵略をするための思想武装のためのツールであるということを、NHK高校講座の世界史の講義から引用したが、1年も経たないうちに、その記述が抹消されたということがあった。

つまりは、高校の世界史の先生たちの上層部は、モダニズムの本質を理解している。
だが、教育的な見地から、いつしかチェックが入り、抹消されたに違いない。ということは、チェックするセクションに「陰謀系」につらなる人たちの影響が加わったということであって、まことに興味深い。




この講義は、歴史人類学という学問を扱っている。

人類学とは、非・文献学という意味。ほとんど考現学に同じだろう。考現学とは、考古学的な手法で、現代を考察する学問である。

この講義の、長谷川まゆ帆先生は、東大の先生のようだが、歴史に人類学的な手法を取り込んだのが、歴史人類学だという。
つまりは、テキスト(歴史学の研究対象)は、表象のひとつでしかない。という立場。つまり、書かれたものは、感じたもの(表象)の中のひとつでしかないので、相対化されるということである。


前の記事でいえば、どんなに小沢征爾氏が有名であろうと、タイム感でチェックすれば、彼のダメさは理解できるということ。
藤田嗣二が記述・発言していなくても、性的少数派であることは、感じ取ることができるということ。




長谷川講師は、「シャリバリ(慣習)---祭り---一揆」という構図を掲げる。

そして、表象的に考察すると、贈与と賄賂は本質的に同じものであり、その邪悪性に感づいた人たちが慈善を誕生させた。という。

そのような表象的な考察は、まさに2ちゃんねるにおける慈善批判(慈善事業とは自作自演である)に同じである。



講義ではさらに、シャリバリから一揆・暴動に発展する要因は、社会的な同質性が崩壊した時であると指摘する。

これを表象的に解釈するなら、社会的な同質性を崩壊させようとする人たちが、シャリバリを否定して、一揆・暴動を発生させることになる。

「祭りは民衆のためのガス抜き装置」とは、誰しもが思うことである。とすれば、その反対に、「革命は祭り」である。

私の父親は、60年安保に参加した口だが、イデオロギー洗脳にまんまとはまったメンヘラであり、その後の、オウムに加わった大学生たちと、大差ない。
(-_-;)
posted by スポンタ at 10:31| 東京 ☀| Comment(2) | リアルウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読者の声を慮って下さり有難うございます。
気の利いた感想コメントも書けず、ひたすら拝読させて頂くだけの低級読者です。
内容がちょっとだけ理解出来た気がする日も、全く理解出来ない日も、大いに勇気づけられる日もあります。

世の中で常識とされている、あらゆることに対して、ほんとにそうなのかな?との目線を投げかけること意識しながら、これからも貴ブログを拝読させていただきます。
Posted by 御礼 at 2017年02月14日 10:21
コメントありがとうございます。

読んだ。だけのコメントでも、勇気づけられます。!(^^)!

理解できなければ、私の記述の不備。気にすることはありません。

娘からは、「ブログを読んでいると、何故、パパが世の中から受け入れられなかったのかが、良く分かる」とのこと。
読者の皆様におかれましては、私のような蹉跌を味あわれませぬように、願っております。

…では、今後とも、よろしくおつきあいください。
Posted by at 2017年02月15日 06:56
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