2016年09月19日

上原ひろみさんの凄さ。

昨日の日曜日(9月18日)、「題名のない音楽会」での上原ひろみさんの演奏を聴いてびっくりした。

いままで、彼女には、タイム感はないし、グルーヴもしていないと、悪口を言っていたが、そうではなかった。

彼女は、タイム感もあり、グルーヴもしており、第一級のジャズピアニストである。
彼女をプロモートする人たちが、彼女の超絶技巧に注目して、そればかりを演奏させたに過ぎなかったのだ。



よく、チックコリアの「スペイン」を演奏していた。それを聴いて、グルーヴしていないと感じていたが、そうではなかった。ミディアムテンポの曲で、彼女は自由にグルーヴしてみせた。



番組では、司会の五嶋龍君とも共演してみせたが、ふたりの共演は、すばらしかった。

何よりも、一切、アンサンブルしようとしない、自由さが格別であった。

いままで、上原ひろみさんのことを、思いっきりケナしていたことを反省する。
彼女はすごい。そして、優しい。すばらしいミュージシャンである。

posted by スポンタ at 17:18| 東京 ☀| Comment(10) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スポンタさんの、上原さんへの賛辞のお言葉も素晴らしいです。優しい、と表現されるスポンタさんこそが優しいと思います。
Posted by 通りすがって良かった者 at 2016年09月22日 02:08
通りすがりだなんて、どちらに行こうと思っていたのですか?

私自身は、袋小路の奥にいる気分なんすよ。
(-_-;)

娘ともう一度、昔の動画を観たんだけど、昔のは、やはり、あまりグルーヴを感じない。
だから、最近、よくなったような気がする。

タイム感もよくなるんだ…。
(・。・)

な、感じです。



つか、五嶋龍君がすごいんだよね。



ほめ過ぎたので、悪態をつくけど、平原綾香の熊蜂の飛行のタイム感のなさと比べると、分かりやすいです。

コメントありがとうございました。
!(^^)!
Posted by at 2016年09月22日 21:09
共演者の音を聴いて演奏をすると、聴いた分だけ遅れる。そのことを誰も言わないのは、不思議。

私は、高校時代に気付いたんだけど…。さ。
Posted by at 2016年09月22日 21:14
この方はヤマハ音楽教室時代から別格でしたよ。
オリジナル、編曲だけでなく、クラシックピアニストの上原彩子さんらとともに当時のNHKクラシック番組に十代半ばで出演。シューマンの演奏はいまでもYoutubeにupされています。
生前のオスカーピーターソンとも交流されていましたし、世界の多くのミュージシャンが彼女を新しい音楽の世界の宝として称賛していることを、実は日本人が1番よく知らないのかもしれません。
Posted by at 2016年09月24日 23:57
申し訳ありません。

ヤマハ音楽教室こそ、タイム感のない教育をする最悪な教育機関です。同様に、小沢征爾を生んだ音楽教室も同じです。
タイム感を教えない音楽教室は、日本人を世界的な音楽家になることを阻んでいる。
牛田少年も、埼玉のジャズピアノ少年も、タイム感を教えて貰えないので、ローカルヒーローにしかなれない。とても残念です。

私にとって、有名・名声は関係ありません。自分が、どう感じるかどうかです。

オスカーピーターソンはタイム感がありますが、それを認識しないで、超絶技巧のみ評価する人が日本には多いようですね。

昨日も、題名…に、石若ドラマーが出演していましたが、タイム感のない演奏は変わっていないようです。このままでは、日本のマスコミでは売れていても、世界的に評価されるようなドラマーにはならないでしょう。

リズムの快感は、グルーヴの快感であって、テンポの速さの快感ではない。大人になれば、熊蜂の飛行やはげ山の一夜みたいな、速い曲に芸術性を感じる人はいないでしょう。

題名のない音楽会には、熊蜂の飛行が芸術だと思っている人たちが制作しているようです。(-_-;)
Posted by at 2016年09月26日 02:03
昨日の題名の…。でも、司会の五嶋龍君と石若君が共演した時、最初に、一瞬、五嶋君が戸惑ったのを感じました。

タイム感で合わせようとしたのに、石若君はアンサンブルしようとした。

インドのパーカッションもノングルーヴ系のようだし、異種格闘技のような不思議な番組。

一週間前の上原さんの時のような感動は一切ありませんでした。

そんな感じ。
Posted by at 2016年09月26日 02:07
なるほど〜。ととても勉強になりました。

おっしゃる通り、リズム、グルーヴ、タイム感という点においてヤマハが育てられる面でいえば限界があると思います。いわゆる‘ウラ’のリズムを体感として会得し演奏できるまでにするのは限られたシステムの一生徒には無理ですね。ましてや、ウラをとれている、わかっている音楽教育者は。。。ごくわずかかもしれませんね~_~;

ご存知かもしれませんが、上原さんはヤマハだけでなくジャズがとてもお好きな個人のピアノ教室にも通われていたそうです。先生は時にスウィングを取り入れてスケール練習をされたり、演奏するうえでもっとも大切な感性に働きかける奏法を大切にされていたり。
やはりきちんと手をかけなければ、あの独特のリズム感を教授することはそもそも難しいのかもしれませんね。
一方で、ヤマハで作曲の能力を評価されマスターコースという全国選抜メンバーのみのコースに所属し、日本に限らず世界での演奏の機会を与えられたことが上原さんにとって将来世界で音楽を続けたいと思う原動力になったとインタビューでも話されていましたね(*^^*)

様々な師や恵まれた音楽的環境、なによりご本人の努力によってこうして素晴らしい演奏を聴ける、幸せなことですね。彼女のライブは何回行っても本当に最高です!
突然書き込みまして失礼しました。
Posted by at 2016年09月26日 12:42
理知的なコメントありがとうございました。
私の攻撃的な返信、反省しています。
とはいえ、牛田君がタイム感を教えて貰っていないのは、本当に残念で、なんとかならないのかと思ってならないのです。

本来ならば、小沢征爾さんあたりが、タイム感の重要性を指摘すればいいのですが、そういうことをしないで、最晩年を過ごしているようです。

中村紘子さんも、自分のタイム感のなさを自省することなく、あの世に逝ってしまいました。

日本のトップの人が、タイム感を言語化すれば、大きく変わるはずなのに…。それができていないのは、悲しいです。

佐渡裕さんのタイム感のなさは、噴飯もので、ポピュラー音楽を指揮すると、どうしようもないレベル。淀川工業の丸ちゃんの足元にも及びません。

もし、ご興味がありましたら、ワレンティーナ・シシッツァのピアノをウェブで聴いてみてください。びっくりするほど、感動すると思います。

こちらこそ、失礼いたしました。
書き込みありがとうございました。
Posted by at 2016年09月27日 13:04
ヴァレンティーナ・リシッツァの間違いです。

お恥ずかしい。
(-_-;)
Posted by at 2016年09月27日 13:06
コメントありがとうございます(^-^)
ぜひ視聴してみます!
Posted by at 2016年09月29日 09:48
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