2016年04月27日

ドイツ観念論は否定される。

放送大学の青山教授の芸術学の授業で、ヘーゲル批判。さらに、ドイツ観念論を批判していた。

私としては、とても気持ちが良かった。西洋の学問をこれほど明確に否定されることがアッタのだろうか。




ドイツ観念論とは、「認識論の先に存在論がある」という思想である。西田幾多郎の「絶対矛盾的自己同一」というのも、その類。

ヘーゲルは創生期の学者であり、認識の先に、存在があるなら、自然(存在)に、認識(自己)は勝る。したがって、自然よりも人工を尊ぶ。
一方、青山先生は、自然は無限であり、個は有限であるとして、自然に軍配を挙げた。
自然よりも、人間を尊ぶのは、キリスト教的な姿勢でもあるとか…。

*

私のソウルメイトの祖父は、実存主義の学者であり、晩年、実存主義はダメだとつぶやいて、亡くなられた。
映画「ハンナ・アーレント」では、ハイデガーが登場し、弟子のハンナから否定される…。



私に言わせると、ヘーゲルの弁証法は、詐術である。

つまり、二項対立で、当該争点の重要度を詐称して、アウフヘーベンで、その詐欺を隠す。
分かりやすく説明すると以下。

かつ丼を食べようか、カレーライスを食べようか、迷っていた。
そこで、アウフヘーベンして、かつカレーを食べた。

もっともらしい論理だが、世の中には、かつ丼とカレーライスしかないのではない。
うな丼だってあるし、ハヤシライスもある。
だが、弁証法をされると、そういうことを忘れてしまう。


一神教とは、そういう思考方法であって、二元論もそういうことだ。



近代主観主義の青山先生。
彼が、NHK教育の美術番組に出演することはあるのだろうか。

ま、近代主観主義を信じて疑わない教育界が存在するかぎり、そんなことが起きるはずはない。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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