2015年09月23日

セマンテックズームな教え方

Wikipediaには真偽の問題があるが、従来(リアル)の情報提示の方法と異なっている。

その理由は、ウェブという「無限の地平」に書き込むため、情報の分量が制限されない。したがって、比較表現、参照情報などが、必要に応じて記述される。


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フロイトの記述であれば、リアルでは、フロイトに関する情報しか取り上げられなかった。
しかし、Wikipediaなら、ユングやアドラーなど、フロイトへの批判情報も掲載できる。

反抗期の理論で知られるピアジェにしても、Wikipediaには、反ピアジェの論理も紹介される。(私は、反ピアジェ派に同意する)

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和服という言葉は、洋服が移入する明治時代まで無かった訳で、和服を説明するためには、和服の説明だけではまどろっこしい。和服と洋服の違いを説明することで効果的に理解できる。

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ペイント系描画ソフトとドロウ系描画ソフトの違いも、ふたつを対照すると分かりやすい。
人間が「同じもの」として感じられるなら、情報量は少ない方がよい。

その目標のもと、ペイント系、ドロウ系、gif、jpegなどの技術が開発された。



辞書だけで「勉強は、はかどらない」ということだが、さらに続ける。

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ティム・バーナーズリーは、人工知能に関連して、
「理解するとは、入力者にとって、最適のアウトプットをすること」と
定義する。


ならば、

小学生向けの「簡易的・代用的な表現」、
中学生向けの「優しい表現」、
大学生向けの「基礎知識を必要とする表現」、
専門家向けの「詳しい表現」

をアウトプットできれば、
その事項を、(ロボットも人間も、)理解したことになる。


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そのために効率的なのは、
小学生向けの「簡易的・代用的な表現」、
中学生向けの「優しい表現」、
を覚えてしまうことであり、余力があれば、
大学生向けの「基礎知識を必要とする表現」を覚えればいい。

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当然のことだが、そのプロセスにおいて、人間は「理解」できる。



それが、私がおすすめするセマンテック・ウェブ的な「教え方」である。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 2012パラダイムシフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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