2012年05月20日

インターネットの情報流通の根本的な欠点。


インターネットが始まって、約20年。ブロードバンドが始まって約10年経っている。

当初は、自由な、規制のない、言論空間、情報空間を目指していて、それは、民主主義の理想を体現しているかに思えた。
しかし、時間を経過して分かったことは、意外にも、民主主義が、理想のシステムではなかった。ということだった。



インターネットを創った人たちは、システムにしか興味を持たず、自分たちは数学者であり、自然言語には興味がないとばかりに、その運営について関与することを嫌った。

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一時期、マイクロソフトはシステムはやるが、コンテンツはやらない。と言っていたっけ。ソニーも昔はコンテンツをやらなかった…。

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比ゆ的に言えば、彼らは、砂場を作り、シャベルやバケツを用意しただけ。
それだけで、こどもたちが仲良く遊んでくれるなどと考えるのは、浅薄である。



音楽ダウンロードに関する訴訟が起きたとき、「集団の自浄作用」によって、インターネットが最適化されるべきであって、法律の介入はよくない。との姿勢をM教授が示したことを憶えている。

だが、インターネットは、多数者の横暴と、少数者の陰謀に満ちている。
多数者とは、善意や、陽動・煽動された群衆。ホワイト系のチェーンメールなどは、その類。善意や正義というのは、危なっかしい…。
少数者とは、資金力や結束力の強い人たち。その源泉は、資金・思想・抑うつなど…。彼らは「異常な発信意欲」によって、多数なりすましをして、社会的な存在感を詐称する。



根本的な問題は、良識ある人は、「他人の悪口」を言わない。だから、よっぽどの時でないと、「悪口」をインターネットに書き込まない。

しかし、良識の無い人、もしくは、少数者の陰謀に操られた人たちは、軽々と「他人の悪口」を書く。さらに、悪いことには、「自分の悪口」を書いて、それが「他人によって書かれた」と、他人を批判する。

「嘘も100度言えば、本当になる」のがインターネット。であり、ステマ投稿というのは、現在ではありふれた手法である。

残念ながら、現在のインターネットでは、ステマ投稿も情報の一つとして統合しているため、検索エンジンがステマ投稿を見破ることができず、「情報の価値が上げ底化」されているのではないだろうか…。

ステマなどというと、邪悪な感じがする。だが、それはありふれたSEO対策なのだろう。すべては、グーグルがアルゴリズムを隠蔽していることから怒るイタチゴッコである。



何故、こんなことを書いたかというと、菅井円加さんが出場したローザンヌバレエコンクールの番組を観たからである。
かの番組は、辛口のテレビ解説者が有名で、コメンテーターがどんなことを言うのかを期待してみた。だが、最近は、辛口の解説はなくなっていて、今回も、褒め言葉ばかりの評で、がっかりした。

熊川氏がこのコンクールで発掘されたとき、辛口コメンテーターは、「あとは、神様が彼の身長をもう少し高くしてくれることを祈るだけです」と、彼がチビであることを暗に指摘したという。

悪口にも言い方がある。

…のか。
posted by スポンタ at 06:07| 東京 ☀| Comment(0) | ポストグーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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