2010年06月09日

ライブドアのブログ奨学金に応募した。(その2)

ライブドア・ブログ奨学金

http://scholarship.livedoor.com/

なんでも、・特待生:300万円
・第一種奨学生:120万円
・第二種奨学生:60万円
・第三種奨学生:30万円
※当該金額から源泉所得税を控除した金額が支給されます。


…つーことで、エントリーシートには、「ブログ奨学金で何をしたいですか?」とあったので、次のように書き込んだ。



「ブログの時代は終わった」とジャーナリストの井上トシユキ氏は、語っています。
http://www.j-cast.com/2008/05/05019744.html?p=all
J-Castのインタビューでは、「ブログがつまらない理由」は、アメリカでは「実名や正体を明かしたブロガーの記事が読まれている」のに、日本では匿名が多い。一時期人気になった「きっこの日記」でさえ固定ハンドルネーム。その内容もヘアメイクが書けるものではなく、プロの記者が書いているとの噂があるなど、読者にとって信頼をえない発信者のスタンスが、ブログの人気低下に繋がっていった。と分析しています。

しかし、ほんとうにそうなのでしょうか。私が考える「きっこの日記」の社会的影響度の低下の原因は、その言論の背後に特定政党(民主党)の存在を閲覧者の多くが感じたからはないでしょうか。
でなければ、匿名メディアである「2ちゃんねる」やそのバージョンアップである「ニコニコ動画」が社会的存在感を保ちつつあることの理由がありません。

ブログムーブメントの魅力を低下させているのは、井上氏のようなマスコミ人が常套的な批判とする「実名or匿名論議」ではないでしょう。
インターネットの検索システムが、芸能人・有名人のブログばかりにアクセスが集中するようにできていて、マスメディアの亜流になっている。
これでは人々が欲している「ほんとうに価値のある情報」「人の心を打つような情報」を得ることができない。それが今日のブログ低迷の原因だと、私は考えています。


思えば、2004年頃にアジャイルメディア・ネットワークの徳力基彦氏がつくったアルファブロガーの多くは、ほとんどがIT関係者でした。彼等は、一般ブロガーの注目と羨望を集めましたが、ブログのプロモーターに過ぎなかった。
当時、「ブログの女王」の眞鍋かおりさんが有名ですが、彼女はブロガーではなく、芸能人です。
そのように、ブログ普及期に、アルファブロガーとしてもてはやされたのは、マスコミの有名人か、かつてマスコミで有名だった人、もしくは、既存マスコミを追い出されてインターネットで失地回復をめざす人ばかり…。なかには、経済や科学の分野で専門性を発揮するブロガーも存在しましたが、それはマスコミの不備を埋めることでしかなく、インターネット&ブログの可能性を実現しているとはとうてい考えられません。

では、インターネット%ブログの可能性とは何でしょうか…。

それは、「コンテンツ」と「コンテンツメーカー、オーソライザー、マスディストリビュータ、評価者、再加工者」を分けて処理することです。この発想はコンピューター・サイエンスでは昔からある発想であり、xmlやMpeg-7の設計にも生かされています。


しかし、オールインワンでやってきた新聞・雑誌・テレビなどの伝統が邪魔をして、現在のインターネットでは、インターネットが当然のように実現できる情報統合ができていません。
現実は、テレビ局は自分がつくったコンテンツを、番組宣伝で最大限の賛辞をつけてリリースする。リリースされたコンテンツはYouTubeにアップされても、すぐに削除されるし、オリジナルコンテンツを一般視聴者が再編集・加工するなど一切認めません。
つまり、「コンテンツメーカーがコンテンツに君臨する」。そういう悪しき旧弊がウェブでも行なわれているのです。
そのような状況に一矢を報いたのがニコニコ動画といえるでしょう。

私が今回奨学金を獲得したら、まずやることは、ブログスフィア(ブログ空間)を作り出すことです。奨学金が300万円支給されることは、マスコミでも話題になり、注目されるでしょう。その求心力を背景に、新しいブログムーブメントを作り出したいと思います。

その実際は、ブログを中心としたコミュニティーをつくることです。そのコミュニティーで勉強会をしながら、インターネット上にフォークソノミー(民衆的分類)が成立するようなサイトを構築していきます。

最近の私のブログでも指摘していますが、インターネットで気づかされることは、「学校教育をはじめとして、明治維新以降わたしたち日本人が学んできた学問さえ、必ずしも絶対的なものではない」という厳しい現実です。

新しいブログ空間では、アカデミズムな人たち、ビジネスな人たち、アーティストな人たち、スピリチュアルな人たち、それぞれがお互いの意見に耳を傾けることによって、新しい価値観が生まれる。そのようなコミュニケーションを通じて、新鮮で刺激的なブログ空間が誕生する。
そんな「新しいブログの時代」を創生することを目指していきます。

1756字


はてさて、どうなりますことやら。
とはいえ、奨学金がもらえようと、そうでなかろうと、私の人生の目標は変わらない。
ただ、奨学金がもらえれば、目標に向かって、ひとつの筋道ができる…。

目標が私が生きているうちに達成できれば、嬉しいし、そうでなくても悔いはない。そういう人生にしたい…。
posted by スポンタ at 10:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | スポンタ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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