2010年02月01日

「世論誘導検証ソフト」の不在。

昨今、与野党の政党支持率のアンケート結果が紹介されることが多いが、それはマスコミの世論誘導の正否を知らせるものでしかない。

ならば、「世論誘導」の程度を検証するソフトを誰か、開発して公開して欲しい。




広告でイメージすれば分かりやすい。

宣伝量と売上高には一定の比率があるだろう。

ならば、同じ売上高でも、広告出稿量が大きければ「世論誘導」の確立が高く商品の魅力は少ない。
一方、広告出稿量が少なければ「世論誘導」の比率は少なく商品の魅力は大きい。



何故、そのようなソフトが開発されて一般化していないか。が、私には理解できない…。

たとえば、マスコミの情報発信量と、それに比例する世論/支持率があるだろう。その比率が、基準値であれば、世論は真正なものだろう。
だが、マスコミの情報発信量に対して、世論/支持率が低ければ、世論はマスコミの世論操作になる。



この情報化の時代である。

きっと、どこかのシンクタンクでは、そのような関数が設定され、世論が操作されているに違いない。
ただ、それを発表すれば、広告それ自体が成立しなくなるので、公開されないのだろう。

ここにこそ、メディア的世界とP2P的世界の断絶がある。



学校教育は「魂の死後存続」を否定している。なのに、国民の過半数は、「魂の死後存続」を信じている。
これは、私たち日本人が、「教育によって洗脳されていない」ことの一例である。



この間の参議院の質疑で、小泉元首相と竹中元財務大臣は、郵政マネーを外資に売った売国奴である。との指摘がなされていた。
私もまんまと小泉劇場内閣に騙されていたのだが、2010年の私は、自分が洗脳されていたことを反省する。

つまりは、小泉元首相は「民営化」を隠れ蓑にして、「外資がジャパンマネーを強奪することに手助けした」。

それにしても不思議なのは、当時、「民営化すると、ジャパンマネーが外資に乗っ取られる」という至極まっとうな理屈がマスコミに提出されなかったのだろうか…。

さらにいえば、国会中継を見ていた人以外、この事実を知らない…。マスコミは、過去の報道を反省しない。最悪の事態は今も続いている。



私ともあろうものが、何故、騙されてしまったのか…。後悔の一語につきるのだが、今後、私たちの社会が洗脳や世論の陽動から縁を切るには、ぜきとも、「世論誘導検証ツール」なるソフトを開発していただき、ウェブの一角に誕生させていただきたいものだ。
posted by スポンタ at 07:33| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | ポストグーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
当然、広告代理店はそれに近い分析ノウハウはもってるとウソブクでしょうけど飯の種だから精度も数字も秘密でしょ。本来は売り込む広告費用が大きければ大きいほど説得力のある数字をクライアント側にアピールしないと次の仕事が干上がりますからね。只、実態として精度的に使えない品質である可能性は高いと思いますけどね。少子化と経済停滞の現状で当事者が知るのを怖くて布団を被るぐらい古いデータを使い回してると思いますし。
外部出力が詳細に分かればアルゴリズムは想定できますけど、問題は一切宣伝工作をしないというニュートラル状態があるという事をどう調整して織り込むか扱うかという所でしょうかね。基準点価値観を設定しないと機能しないけど、じゃ基準点価値観はどこに置くのか?という問題。
電通であれば、電通の基準と価値観でエイヤッ!っと決めて扱い品をマトリックスに並べれば良いだけですけど、スさんが言うのは格付け会社のような一私企業ののソレじゃないんでしょ?
Posted by ト at 2010年02月02日 08:50
コメントありがと。

>スさんが言うのは格付け会社のような一私企業ののソレじゃないんでしょ?

そう。
というか、そういうのは、実際にはどこかに存在していて、そのアルゴリズムを使って、言論誘導や消費誘導をしている。

そんな直感がある。

今回のアメリカでのトヨタの出来事も、その反映としか思えないんだけど、そういう消費者誘導によっても、「メイドインジャパンの商品力」は挫けないと思う。

ま、これからどんどん、アメリカの印象的な日本バッシングがつづくんだろうな。

*

トヨタの次はどこかな。
ソニーはすでに頭をとられてしまったし…。
Posted by at 2010年02月02日 09:52
グーグルなんかはクラウドコンピューティングから、その辺情緒的にはガッツり押さえてるでしょう。
でもちょっと考えれば分かるけど、使う言語や時間帯や年齢や所得というグループ毎に少しずつ素養が違うでしょ?仕掛けの影響の出方も違うでしょ?どれをマスとして括るかで結果が変わるんですよ。それでは基準と価値観をどこに置くかなんて目的やターゲットを絞らないと決められませんよ。

ソニータイマー説と共存するような現ソニーは心臓部を失った抜け殻ですよ。
トヨタの出来事で気になるのは日本ではパーツが違うからリコールしないという点。トヨタは政治力があるし日本市場のユーザーは大人しいから舐められてるだけじゃね?
郵貯を含めた邦銀の、資産運用力が無さ・金融工学への遅れ・護送船団方式への依存は、金融自由化でグローバルな競争に曝された民族金融資本全体に言えることで、郵政民営化についてはそれに重ねて財投融資の乱脈振りを決定的に止める事だったと思うのです。
私の理解では要するに日本人が自分で金の使い道が分からないのが問題なのです。
Posted by ト at 2010年02月02日 19:08
コメントありがと。

>私の理解では要するに日本人が自分で金の使い道が分からないのが問題なのです。

ボクはそうは思わない。日本人は誠実に「侵入者たち」に抗してきた。日本の歴史の殆どは、その結果だと思うな。

誠実という倫理観のある人たちと、勝ち負けしか考えない人たち。そのせめぎあいじゃないかと。
Posted by at 2010年02月03日 08:39
ハトヤンの友愛みたいな事言わんで下さいよ。
まぁ邦銀の預金通帳がグリーンピアのような形で公務員への勧進帳になるのは勘弁と思いませんか?誠実と倫理観に基づいて税金は別にちゃんと国民は払ってるでしょ。
本来は私的貯蓄ですけど公益性が高いとか国家にとって必要な投資というなら、誠実と倫理観に基づいてそれらを用いるのも吝かではないですよ。
そういう事に使ってます?ここ10年でも膨大な赤字国債をあてがって何に使ったんです?
臨時職員を全部正規の郵政社員にとか亀やん言うてますよ。役所や学校の臨時も正規にしたら員数とコストは倍増しますけど、民間は放置ですかね?
気付かない内に何時の間にか国が使い込んで、預け込んでるお金の価値が全部無くなってるという事も有り得ると思うんですよ。
別にこの段階では外資に運用を任すとか日本国債購入を要請するという話じゃないですよ。
Posted by ト at 2010年02月03日 22:45
>ハトヤンの友愛みたいな事言わんで下さいよ。

あはは。
そういう印象か…。

結局のところ、表立って表現するには、「友愛」というのが、一番無難な言い方。っていうのだと、私は考え始めたよ。
はとやんさんの感じている危機感は、日本という国を一度解体してもいいぐらいの大きなものなんじゃないかなぁ。

いまやウェブも自由な言論空間ではない。だから、それ以上は書かないけど…。

コメントありがと。
Posted by at 2010年02月04日 09:31
補足
「友愛」自体は「南無阿弥陀仏」「世界に冠たるドイツ」「大東亜共栄圏」と同じで聞こえの良いスローガンに陥りやすい言葉だと思うんですよ。
だから具体的には何をどうする事を「友愛」或いは「南無阿弥陀仏」とするのかが問題なので、それを明示すれば本来「友愛」なんて言葉はいらないか、最後に自分がやろうとする事に敢えて名を与えるとして「You and I友愛政治元年」とでも唱えていれば医院ンじゃないかと思うんですね。
で、衆目は又勝手にそれに「ボンクラ政治元年」とか呼ンだりする訳ですけど、中身が無くて吹雪の中を迷走してるだけのように見えるのに何がしか高邁な事をしてるように偉い人が印象付けようとしても、それは自己撞着でしょ?って感じちゃうのですね。
陰謀論もその有無も別に自分はそうかも知れないねって頓着しないけど、発言者に陰謀を明示するような現象にすれ陰謀に対する対策にすれ具体性が無ければ、発言者の自己撞着か現実逃避を助けるファンタジーって感想を持たざるえないんですよ。
Posted by ト at 2010年02月04日 11:41
コメントありがと。

ただ、「すでに批評の場はない」という浅田彰氏の言葉につきてしまう。そんな気がしています。

何故、あれほど二大政党制を語っていた大橋巨泉が、早々とリタイアしたのか。上岡龍太郎は、何故、引退したのか。
そして、マイケル・ジャクソンは何故、死んだのか。

たとえ「友愛」という陳腐の言葉であっても、「言うこと」で発信することは、「今とは違う明日」を作っていく意志がある。と、思うな。

「友愛」という言葉を信じちゃいけませんよ。

というところでは、トリルさんと合意できるかなぁ…。(^^;)
Posted by at 2010年02月04日 15:06
私の陰謀論ブームは高校生の頃でしょうか。中2か中3の頃に「悪の地政学」とかいう文庫を見つけて読んだのが、その手の最初だと思う。漫画だったら「エロイカより愛をこめて」とか。もちろんそれより先に「ムー」も既にあった訳だけど、そこで扱われるノストラダムだのナチのUFO秘密基地だの言われても、ジェームス・ボンドに出てくる犯罪組織スペクターとかと同じような存在感でさ、思い付きとしては面白いけど子供心にもそれらは組織としての継続性や結合力が疑わしいなと思っていた訳。
たぶんほとんど合法的で現実の世界を構成してる諸勢力や価値観と同一ではないがそんなに変わらない、継続的で拭いきれ無い何らかの疑惑や共通意思を持っているだろう組織というなら、ロックフェラーやロスチャイルド、バチカン、軍産複合体や金融マフィア、石油関連、社会主義インターナショナルと各セクトといった者たちの利害や意思・利益と無関係な訳はないはずなんですよ。
で、彼らは対外的にはそれぞれ一枚岩のように振舞うかも知れませんが、組織が大きく願望が巨大で精密であればあるほど、デティールの解釈や在り様に意見や利害の対立・不和を抱え込まざるえない筈だと思えるんですね。
ユダヤ人といっても欧米系とアジア・アフリカ系ではユダヤ教という共通項で支えられるイメージは限られるので、デティールの込み入った陰謀を共有するのは一般的に無理でしょう。
同じ日本人でも東京と大阪では対外的には日本文化という価値や認識を共有できても、それを具体化する過程で対立や不和を抱え込むでしょう。
私の認識では大それた組織ほど共通の価値で動けるのは限られた場合と時間なんです。
多分そう考え至った時に私の陰謀論ブームは沈静化したんですよ。つまり脅威は存在するが個々にでもこちらも有益な存在なら相手の不和を待てば良いと。
Posted by ト at 2010年02月06日 23:34
トリルさんと、私の立場は違うようですね。

とはいえ、そんなあなたが興味を失わないでお読みいただいていることは、嬉しいです。

私の問題点の持ち様が、おかしければ、どしどし書き込んでください。

よろしくお願いします。
Posted by at 2010年02月07日 07:53
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