2010年01月29日

凡人。2010年に現代思想を考える…。

私のような凡庸な才能が気づくのだから、多くの人が気づいているのだろう。
当然、浅田彰氏のような卓抜なる才能ならば…。





1975年当時に思想は終了していたし、その頃の状況と2009年はあまり変わっていない。と、浅田彰氏は語っている。


http://74.125.153.132/search?q=cache:2w-5hHb0c_EJ:d.hatena.ne.jp/gginc/20090129/1233215862+%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%88%E3%80%80%E5%88%87%E6%96%AD&cd=3&hl=ja&ct=clnk&gl=jp



浅田氏は言う。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm5980501

---------------------------------------

マクルーハンは「メディアはメッセージである」と言い、竹村健一はテレビでコメントする内容よりも、テレビに出続けることが重要と人生した。
メディアはアゴラモデルのシティーを目指したが、コミュニティーが実際に成立したのは、島宇宙的に孤立するビレッジ(村)的なスモールワールドの数々…。
そのことを象徴するかのように、昨今のブログムーブメントでは、レスポンスを得ることが重要になっている。

当時はヘーゲル・マルクスの時代が終わり、ハイエク・ポパーに…。そして、部分的社会工学が思考ツールとして注目を浴びていた、と。

---------------------------------------

浅田氏は、「マルクス主義が失敗した1975年から批評の場所はない」。と明言した。

すると、東氏は、「そんなことは分かっていることで、ではどうすればいいかというのが私たちの課題であり、そこで提出したのが批評のアーキテクチャーという争点である」と反駁するも…。



私は、いままで1980年代以降の浅田氏を批判的な文脈で語ってきたが、秀才本人は先刻承知だったのである。

さらにいえば、私の弁証法批判もポパーの文脈の上にあるもの。
キッカケはベンジャミン・フルフォードな情報だが、フランクフルト学派の思念の底にも、私を動かしたような事実(9.11な出来事)のような情報があった上で展開されていた。と、考えることもできる。

私もポパーも、リチャード・コシミズにはならない。(^^;)



1975年の浅田氏は現代を思想する上で、「批評の場が存在しない」ことに気づいた。2009年の私は9.11関連情報からウェブを辿ることで「批評の場が存在しない」ことに気づく。

結局のところ、「批評などという主体と客体を分かつ論座」など存在しない。「批評」は一つの立場の表明であって、「批評する」ことによって、「自らの批評者としての立場を守ること」などできない。
こんなこと、オブジェクト指向というキーワードをイメージできれば、当然の結論…。

しかし、アカデミズムな陣地に身を潜める東氏はそのことに気づかず、「すでに終わっている争点」に拘り、結論のついたことを「蒸し返している」…。



オリジナルコンテンツ(作品)とクリティック(批評)がオブジェクト的(等価)に扱われたとき、批評家の主観性は、オリジナル作者の主観性に勝てるのだろうか…。

彼がアカデミズムな陣地を離れぬ限り、厳しい時代が来ていることに東氏は気づかないだろう。

彼は「思想プロモータ」ではあるが、「2010年の思想家」ではない。



追記:
この1年前のディスカッションでは、時々に、「公共性」「匿名」「責任」「自浄か規制か」が話題になった。
その論議は、ライブドアPJ、オーマイニュース日本版で、いつも論議されたことで、なんともお馴染み。
有名で優秀な人たちの集まりなのだから、誰かが、それらの言葉の虚構性を指摘すると思っていたが、誰もしなかった。

あらあら…。という感じ。

ここにこそ、有名人・アカデミズムな人たちの脱構築できぬ桎梏があるのだろう。


その時点において、このシンポジウムのレベルは、ライブドアPJの市民記者たちの有志コミュニティー以下。

「批評のアーキテクチャー」という趣旨からいえば、それらの語の不毛を明らかにするところからしか、新たなるスタートは始まらなかったのに…。

posted by スポンタ at 08:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ポストグーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/139589771

この記事へのトラックバック
ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0