2010年01月04日

近代的知性の正体。

「近代的知性」とは、西洋的覇権主義の発露である。という指摘である。





「西洋的覇権主義」は、「近代的知性」という物語をつくって、王権に対抗するため「民主主義」という物語をつくった。
「民主主義」というパラダイムは物語に過ぎないし、「平等」という概念も物語に過ぎない。

なぜなら、「民主主義」の思想の根本には、「主人と従者」というニ項が存在するからだ。「主人と従者」というイメージを含んだ理想は、私たちを理想郷に導くことはできない。
同様に、個体差があり、価値観に差のある個の特性から勘案すれば、「平等」なる概念は絵空事である。

私たちの民族・日本が数千年の歴史の中で、「平等」という概念を持たず、「民主主義」という概念も持たなかったのは、それらの思想に価値を認めなかったから。もしくは、必要としなかったからである。

ここにおいて、「日本社会を暗愚」とするのは、「近代的知性に連なる洗脳者」たちの尻馬に乗ることである。



さて、ここまで解説すれば、

2010年の日本で、「民主主義」や「平等」を喧伝する人たちの魂胆が見えてくるだろうか…。

「民主主義」や「平等」を喧伝する人たちは、日本を「階級闘争」の騒乱に巻き込もうという人たちでしかない。

彼らが「人類愛」などというもっともらしい言葉を掲げようとも、陽動・洗脳されてはいけない。

「人類愛」と「隣人愛」は決定的に違う。

*

「隣人愛」なら、「目の前にいる敵の兵士」を殺すことはできない。
だが、「人類愛」ならば、正義のために、「目の前にいる敵の兵士」を殺すことができるのである。

*

日本では、平等ではなく「分相応」が社会の通念であった。

だから、「平等を求めての階級闘争」は起こらない。

塩野七生氏は、「ローマが崩壊したのは、平等思想から…」と指摘している。

http://sponta.seesaa.net/article/76741016.html

上記を読んでいただければ分かるが、「平等思想とは亡国の思想」なのだ。



そして、「亡国の思想」を日本中に流布するために重要な役割を果してきたのが、東京大学である。

私にそのような気づきを与えてくれたのは、シアターテレビジョンに集う東大出身の長老たちを身近に接したからである。

私は当時すでに気づきの過程にいて、首魁にホロコーストの真偽性について質問をしたことがあった。だが、彼は南京事件の真偽性については否定するものの、ホロコーストについてはまったくの疑いを持たない。結局のところ、彼らは「表面的な西洋的覇権主義」しか批判することができない。

青春時代、エリート的な優越感とともに洗脳された人たちは、老境に至ってなお、自らの価値観を変えることはできない。それは、自分の人生のすべてを否定することになるからだ。

彼らの青春にイデオロギーの戦いがあった。だが、それこそが、「秘された西洋的覇権主義」に操られたものだったことを、内省・反省するような謙虚さを彼らは持ち合わせていない。

きっと彼らは、「秘された西洋的覇権主義」から直接コンタクトされるような大物ではなかったのだろう…。



私は、「わたしのパラダイムシフト」に至り、この50年の私の思想の歴史を振り返っている。そして何故、私が世の中に受け入れられなかったか。について、深く納得している。

この件につき、私は暫く口を噤むことにしよう。
少しでも興味があれば、ウェブ上に情報は散らばっているのだから、わざわざ私が告知するまでもない。
語ることが、私に語る自由を制限していく。そういう気持ちがある。





追記:
年末、オノ・ヨーコ氏が、父君ジョン・レノンとの人生を振り返る番組を観た。金スマだが、夫の暗殺のコーナーでは、彼女は何も語らず、スタジオには沈黙が流れた。

もし、彼女が「何も知らなかったら」、冬季オリンピックの式典で、世界平和を訴えたように、「平和のために死んだジョン・レノンを語ることで、世界平和を訴えた」にだろう。

だが、聡明な彼女は、「すでに何かを知った」に違いなく、「平和を語る/煽ることが、新たなる平和のための戦いを誘発すること」を知ったに違いない。

どちらにしても、あの番組で見せた彼女の沈黙は、深い悲しみの発露であることに変わりが無い。

深読みでもかまわない。私は、オノ・ヨーコ氏と心を同じくしている。私もこれ以上語るべきではない…。

posted by スポンタ at 10:01| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ポストグーグル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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