2008年11月15日

「小説・先祖供養」のあらすじ。

「小説・先祖供養」のあらすじ。

とはいっても、映画の予告編のようなあらすじであり、映画のテイストと前半の導入部分に過ぎません。

詳しくは本文…。


「先祖供養」梗概


 映像ディレクターの私は、突然おしっこが出なくなった。入院して精密検査をしても原因は分からない。そこで、妻の友美はかねてより霊視を受けていた京都の霊能者の白桜に原因を尋ねる。霊能者の答えは、半年前に亡くなった義母の霊障だという。

 話は半年前に遡る。当時、霊能者や臨死体験のブームだった。それまでの私は霊や霊界の存在に懐疑的だった。だが、義母が危篤になったため、妻の言葉に従い、藁をもすがる思いで先祖供養のために北陸を訪れ墓参りをする。墓参の功なく義母は亡くなると、遺産相続を巡る妻の姉妹の争いと発病寸前の癌の不安がわたしたち夫婦を襲ってきた。

 妻の願いから、私はセルビデオの仕事を通じて知り合った霊能者学会の重鎮を通じて、霊能者・白桜に霊視してもらうことになる。

 霊能者は妻を霊視する。霊視は、通常映画を観るようだという。だが、妻を霊視すると、映画の中に入り込んでしまうような体験をしたと霊能者は驚く。霊視者が入り込んでしまったのは、四国の湖の底だという。

この体験は通常ありえないものであり、それは、妻の霊能力を暗示していた。霊視の結果、霊能者は私たちに先祖供養を行うよう指示する。そして、施餓鬼供養を行えと言う。
施餓鬼とは、先祖供養だけをしていると、供養をしてもらえないそれ以外の霊が嫉妬するので、彼らのために川に干潮の時刻に十三個のおにぎりを流すという行である。

 霊能者の指示のもと、先祖供養をすべく、お墓を探して行く。だが、現世に悪果を及ぼすようなご先祖は過去帖にも、戸籍にも形跡がない。一族の記憶をたどろうと長老に話を聞こうにも、一族の汚点である過去を語ろうとはしなかった。そして、一族の記憶を聞こうとして矢先の叔父が息を引き取った。

 先祖供養をしようと調査を重ねる最中にも、人は死んでいく。死んだ人は成仏させねばならぬ。これがまた、霊能者と私たちを悩ませる。亡くなった人の魂を説得し、成仏に導かなければならない。

 亡くなった直後の叔父は、妻に、「娘の婚期を遅らせる原因になりかねないので、叔母を道づれにしたい」と念を送ってきた。妻はそれまで霊視したことを、夢枕に立ったなどとごまかしていたが、死者を成仏に導くためには、自分のシャーマンな能力があることをあからさまにせざるをえない。当の叔母も叔父にあの世に連れられてしまうことを恐れ、妻とともに叔父の成仏を祈った。

 霊視は勿論、幽体離脱を行う妻に私は呆然とする。妻は、霊能者の白桜と殆ど同等の能力を持っていたのだ。とはいえ、妻が霊能力を持つからといって万能ではない。霊能者には自分のことは霊視できないのだ。事実、亡くなった義母の霊は白桜のところには現れるが、妻は義母の霊と交流することはできない。

 妻と私は、ドンキホーテとサンチョパンサよろしく、霊障の原因となっているご先祖の霊を突き止めるべくまい進する。だが、その成果はおぼつかない…。


(これは、本作品の導入部分のあらすじです)

※本小説の出版を希望する出版社からのご連絡をお待ちしています。
posted by スポンタ at 08:24| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/109688850

この記事へのトラックバック