2020年12月23日

M-1グランプリは改革が必要。

若い頃、演劇活動で同じ時を過ごしたことがある江戸はるみさんは、「オーディションによって、有名人になる」ことが期待できる「お笑い」の道にすすみ、NSCを経て、NTV「エンタの花道」でブレークした。

女優になりたかったが、父親の反対にされ、明治大学演劇学部に進学した。だが、そこは演技を勉強する学部ではなく、研究者として演劇を学ぶ学部だった。

卒業後の彼女は、文学座の研修所で学び、フリーランスで活動していた。私が出会ったのは、その頃である。


お笑いなら、オーディションを経て、有名になれる。一本立ち出来る。だが、それも、漫才に限っている。

落語は、誰かに弟子入りし、気に入られないと、真打ちにはなれぬ。さらにいうと、テレビ芸能人への道は、「笑点」のみ。その座は、先達によって寡占されている。
プロ野球なら、体力が落ちれば引退になり、空席ができる。だが、「笑点」では、それもない。

吉本新喜劇では、先輩たちは後列に控え、若手たちを前に出す伝統・シキタリがあるという。だが、東のお笑い界では、そんなことも起きない。

つか、塙氏が役員をつとめる漫才協会では、「面白くもない先達」がごろごろいて、常設館のステージを埋めている。面白くない芸人が20年以上居座り続ける現状を塙氏は改革できず、いじり・笑いにすることでなんとか成立させている。


つまり、売れない若手芸人にとって、「唯一の希望」が「M-1グランプリ」なのである。
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