2020年12月03日

ディスカバリーチャンネル「Naked」から読み取れるもの。

ヒロシの「ソロキャンプ」が今年の流行語大賞にノミネートされたというが、マイブーム(死語?)はディスカバリーチャンネルのサバイバル番組「Naked」である。

この番組では、南アフリカのサバンナ、インドネシアの熱帯雨林、中米の無人島、アメリカ・ミシシッピー川の沼地で男女の2人が21日をサバイバルする。

男女は、何も渡されぬまま、素っ裸で、荒野に放りだされる。(環境が厳しいところでは、火つけ具、ナタが渡されることもある)。


番組で知らされるのは、サバイバルに重要な要素は次の4つ。

・水
・食料
・寝床(シェルター)
・火

水は多くの場合、細菌が含まれており、煮沸するか、湧き水を探すなどしないと、一時の渇きはシノゲても、腹痛に襲われる。番組では、自然の水を飲んだため、病気になり、リタイアーする参加者も出る。(3日飲まないと、生命に危険が迫る)

食料も重要だ。参加者は、参加期間中、10kg〜20kg体重が落ちる。つーことは、3日間、何も食べないのは当たり前。人間は体内の脂肪を使うことにより、サバイバルする。
参加者たちは「狩り」をするのだが、用具がない狩りは難しい。結果、収穫物の一番は蛇・ミミズ・亀。漁具がないと魚は獲れない。参加者の男性は、鳥がザリガニを取っているのを見て、自分に出来ないことを悔しがる。
10本ほど番組を観たが、動物を捕らえたのはマングース一匹。先を尖らせた棒で、空洞になった丸太に逃げ込んだところを捕らえたのである。
獲物は食料になったのは勿論、毛皮は衣服になった。

寝床も重要。というのは、裸体で地べたに寝ると「体温が低下する」し、「虫に食われる」から。
最低でも、10センチほど地面からあがった寝床を作る。もちろん、21日間、雨が降らぬことはないから、雨よけもつくる。

そして、火。火が重要なのは、

・低体温症を防ぐ
・水・食料の殺菌
・野獣の襲撃を未然に防ぐ

から。


参加者たちの苦闘に、我々現代人・都市生活者が初心に帰って学ぶべきことは多い。それは、

・知識と道具がないと、人間は無力だということ。

この番組を観て、「蛇と人間の関わり」を再認識した。
蛇というと気持ち悪い生き物と思ったが、原始生活者にとって「貴重なたんぱく源」だった。
WHOの紋章にも蛇は登場するが、蛇には「(蛇の)栄養が人間の命を救う」というイメージがあるのかもしれぬ。
さらに、

・(精神衛生的にも、仕事量的にも)人は一人では生きていけないこと。

筋力的に勝る男性が「狩り」や「寝床」用の木材を集め、手先の器用な女性が、細かい仕事をこなす。この協力関係は、それぞれの資質に根差している。さらにいうと、喧嘩・摩擦を繰り返しながらも、コミュニケーションが、「決定的な精神的な落ち込み」を未然に防ぐこと。

男性参加者がリタイアーした後、女性参加者も精神的に行き詰まり、数日後にリタイアーしたケースもあった。

精神的なストレスを抱えるなら、仕事量が2倍になってもいいと思うかもしれぬが、2倍の仕事量は危機的なのである。


番外編として、北欧のフィヨルドでのサバイバルがあった。寒いので、防寒着は来ている。火つけ具も携帯している。

そこで思うのは、


「暑いところ」よりも「寒いところ」のほうが、サバイバルでやることが単純なこと。

・虫に刺される心配はない。
・植物の棘はない。

低体温症になるため、雪を食べ、水分をとることはできないが、熱帯雨林のサバイバルに比べると楽そう。

−−−そこから思うに、寒い地域の人達が世界制覇に乗り出したのが理解できる。










posted by sponta at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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