2020年02月03日

「麒麟がくる」第三回の愚。

この作品の作者・池端俊策氏に、今村昌平の映画学校で担任教師を担当された生徒が、痛烈に批判する。

主旨は、「シナリオ学校で教えるものを、公共放送のドラマが踏襲しない・否定するなら、日本の映画&ドラマは停滞する」である。

第三回のセリフに次のようなものがある。

帰蝶「○○をどう思いますか?」
光秀「仕方のないことです」

「相手の思い」を聞きたいとして、「○○をどう思いますか?」とのセリフを書くなどありえない。(そのまんまではないか・・・)つか、感情の「説明」である。

シナリオで「説明」はタブー。あるべきは表現・描写。

その応えが「仕方のないこと」では、返す言葉に意味・価値がない。(人生の出来事を「仕方のないこと」で済ますなら、すべてが「仕方のないこと」で済んでしまう。そのような人物が主人公では、物語が盛り上がるはずもない)
つか、父に夫を毒殺されたにも関わらず、感情を乱さない妻なら、その理由や、その人柄を表現すべきである。

・セリフは感情を投影するもの。

であって、

・セリフがそのまま感情。

では、話にならない。
では、シナリオにならない。

学生のシナリオを指導していた時期がある池端先生が、そんなことを知らぬはずがない。

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posted by sponta at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | ドラマ・映画・演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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