2019年09月21日

倉本聰氏のアンチドラマ。

シナリオ界の大御所が、「ドラマを分かっていない」から困ってしまう。


小津安二郎監督の最期の言葉は「映画はアクシデントではない。ドラマだ」である。

放送大学・美学芸術学の青山昌文教授は、第三者が記録した「叙事的」な作品、当事者として演じられる演劇「叙事詩的」なるものを対照として指摘している。


二つの至言を知ってしまえば、

倉本氏が、「昭和15年以降の山梨県の寒村を描いた」ことは、アンチドラマ。「(シナリオライターが創造した)架空の歴史」であって「ドラマ」とはいえぬ。


徴兵令がやってきて、兄は絶望し、自殺する。

兄の死後、兄の恋人が妊娠していることを知った主人公は、赤子の父親になることを申し出て、受け入れられる。主人公は兄の恋人を心密かに愛していたのである。

そして、主人公にも赤紙がくるが、勤労奉仕の作業中に「わざと」大けがをして、徴兵を回避する。

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posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ドラマ・映画・演技 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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