2018年05月06日

NHK「奇跡のレッスン」吹奏楽編を見た、中高生の吹奏楽部員に。 (その2)


「知識」は情報量を誇るが、「本質」は短い言葉で表現される。
悪人正機説(法典を勉強した僧しか極楽往生できないのはおかしい。それでは、働くことがない人ばかりの世の中になる。仕事に生きた人も極楽往生できる)で言えば、「知識を誇る人」は銀。「本質」を短い言葉で表現することが金である。


【音楽のアナリーゼの本質】

・「継続要素」と「異要素」の定着。

※ 継続要素は「調和的・さりげなく」に、異要素は「印象的(意図的・わざとらしく)」に表現する。
・メロディーの解釈は、「メロディーの構成音」と、それをつなぐ「経過音」&「刺繍音」に分類される。構成音が〈主〉、経過音・刺繍音は〈従〉として表現されるべき。


たとえば、「ツアラツーストラはこう語った」(リヒャルト・シュトラウス)の冒頭。

1度5度1度のメロディーは、調(主音)を現しているから、「継続的」。
その後の3度2度は、調性(長短)を現しているから、「印象的」な表現となる。


音楽は「純粋」であるべき。「意味」を表現するのは堕落という考えがある。

たとえば、ベルリオーズ「幻想交響曲」の終楽章は、コンシェルジュリーの牢獄から引き出され、パリの街を引き回され、コンコルド広場でギロチンで処刑されるまでが、音楽として描かれる。
・・・だが、それを知ってしまうと「陳腐に聞こえる」。

私が結論するのは、「音楽が表現すべき」は、「(意味ではなく)意志」である。


娘は日野バンドのドラマーに、君の演奏は「何かをやりたい」感じがするとの講評を得たが、それは、最大限の讃辞である。
その「何か」が明確な演奏は、ベルリオーズの楽曲のように「説明的」。





アナリーゼにおいて重要なことは、「音楽でアフォーダンスすること」である。
※ アフォーダンス:何かを感じさせること。

そのために演奏家は、楽譜に込められた「(作曲家の)意図」を察知して、演奏に盛り込む。
つまりはアナリーゼ。「譜面通りに演奏する」だけではダメなのだ。


2000年。私はギャルド・リュプブリケーヌ吹奏楽団が出演する教材ビデオのディレクターをつとめたが、日本人作曲家が初演を聴いて「譜面通りに演奏しているだけ」と呟いたのを覚えている。 (同行、音楽監修者は、真島俊夫氏)

世界一の楽団でも、そんなもの・・・。


ちなみに、日本でよく演奏される「リシルド序曲」は、ギャルドの楽長の作曲だが、楽団で「その存在は忘れ去られていた」。
重層な和音の響きが、日本人に好まれたのであって、フランス人には「やぼったく」感じられたに違いない。

我が吹奏楽部顧問(松本先生)は「全国大会出場」を目指して、「隠し味」と称し、別パートを加えた演奏をした。(たとえば、ホルンのパートを、ユーフォニウムにも演奏させるとか・・・)

だが、そういう行為は「軽やかさ」を減じる。ギャルドの指揮者は、「やってはいけない」とインタビューで発言したのは印象的。

この番組のマーク氏も、(インフルエンザで欠席者がでたので仕方なく)松本先生と同じことをやっている。


高校時代の恩師の発言が、世界一の楽団の指揮者に否定されるとは、強烈な体験である。

当時、N響のチューバ奏者や東京芸大の先生を臨時講師に迎えてリハーサルをしていたから、先生の指導方針は「当時の日本の音楽教育の最先端だった」はず。

晩年、そのことを先生に伝えようとも思ったが、先生の周辺の「信者の卒業生」たちを思えば、先生に接触することは不可能であった。

※ 先生の逝去のウェブニュース。

続きを読む
posted by sponta at 09:34| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

NHK「奇跡のレッスン」吹奏楽編は、管楽器奏者をダメにする。 (その1)


【間違いの要点】

・「テンポルバート(メトロノームを無視した演奏)」だと、共演者に迷惑をかけるし、音大にも合格できない。

※ 「グルーヴ」なら、メトロノームと競演しても「情趣豊か」な演奏が可能。


・共演者の「音を聴きながら」演奏すると、「聴いた分だけ、遅れる」。

※ 聴くのは「音程だけ」。音のタイミング(拍・パルス)は「同期」する感じ。


^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

世界最高峰の指導者がやってきて、日本の若い人たちにレッスンするのが、この番組。

今回のテーマは、吹奏楽−−−。

中高生の吹奏楽部員が「全国大会出場」「プロの音楽家」「音大受験」を目指しているなら、真剣に観るに違いなく、番組で「指摘されたこと」を鵜呑みにするに違いない。

だが、「間違っている」。

そこで、記事にした。
続きを読む
posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

川上奈々美さん「その時にそなえて、指でひろげてました」(猥談)



エッチ系チャンネルの無料広報番組(MCは水道橋博士)を楽しく観ている。

あるセクシー女優(川上奈々美さん)は、中学〜高校にかけて、「処女であること」を恥ずかしいと思い、友人たちと「その時」にそなえて、指で拡張していたと告白する。

収録では、「(ちんこの太さを思えば)4本なんか必要ない」との突っ込みも・・・。
高校生になり、いよいよ「その時」がやってきた彼女は、初回から「痛くなかった」と。


彼女のサイト



民話のような「素朴な話」だが、今、流通できるのか・・・。
続きを読む
posted by sponta at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0