2017年04月05日

新入社員諸君

というサントリーのウイスキーの新聞広告があった。昔は、山口瞳氏だったが、今は、伊集院静氏だという。

記憶にあるのは、「今、君が会社について思っていること(改善提案?)は、今、口にするのではなく、20年たってから言え」というような内容だった。

今、ウェブで、伊集院氏の言葉たちを読んでいると、なんとも人生論めいていて、気恥ずかしい。

http://bookreader.blog.so-net.ne.jp/2015-04-01-1



さて、テレビ番組の情報系メディアのベンチャーに就職した娘が、昼休みに電話をかけてきた。

私は、山口瞳氏のような諦観な言葉を言うつもりもないし、伊集院氏のような人生論を言うのも、気恥ずかしい。

私は「希望するセクションに配属されるかどうか分からない」という娘に、次のように言った。



すでにあるセクションに配属されても、使いっぱしりになるだけ。そんなの楽しくない。あるべきは、自分で新しいセクションを作って主導権を握り、そこで我が儘に振る舞えるようにすること。

会社で、我が儘に振る舞うとは、「予算も、時間も、自分の思い通りに使うこと」だが、それを可能にするのは、「利益を生む仕事」していること。とすれば、マネタイズをメインに、新規事業を立ち上げるしかない。

さらにいうと、「やらされる仕事」を無くすには、「自分が好きな仕事」で自分のスケジュールを埋めてしまう他ない。それが利益を生むのなら、社内の誰も、文句はいえない。

それこそが、社畜にならないための、唯一の方策である。




娘の就職した会社は、社員に独立を薦めるような気風があるようであり、社員の社畜化を求めていないようである。

つか、娘がマスコミ大手に内定をもらえなかった理由は、社畜的な素養に欠けていたのだと思う。


牧場を見て、牧歌的などと長閑な気持ちになれるのは、不見識というもの。そこにあるのは、動物たちの安定した奴隷状態でしかない。
言うなれば、海に出る前の「泳げ、たい焼き君」である。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | ネットウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
ファン
 メッセージを送る
 このブログの読者になる
 更新情報をチェックする
 ブックマークする
 友達に教える
RDF Site Summary
RSS 2.0