2015年12月14日

現代の価値観で、判断してはいけない。

ラジオを聴いていたら、近所の人が出かけるのを「どちらまで?」と尋ねて、「ちょっとそこまで」と答えるのを、「昔の人は、近所の人を詮索していた」と、批判的な口調で話題にしていた。

本当に、おバカだと思う。



手紙が高価だった時代や、電話がなかった時代、アポイントを取ってから、知人・隣人を訪ねることは事実上不可能だった。

したがって、人は、「突然、訪問する」。その時、留守だったりすると、隣の人や、近所の人に、「すぐ帰るのだろうか?」と尋ねるのは必然であり、お隣さんは、聞かれた時のために、「どちらまで?」と尋ねておくことが必要だったのである。

ただ、それだけ。

昔も、今も、「他者を詮索する」ようなことは憚れていたいたに違いない。だから、「ちょっとそこまで…」と、行き先をあいまいにして、「じきに戻る」ことを表現したのである。



その意味では、最近のLINEにおける「既読無視」なども、未来において、平成の風俗として、誤解されるようになるのかもしれない…。
posted by スポンタ at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | メディアウォッチ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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